シューズ キャラバン(Caravan )

グランジェッタ #185

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購入年
2020年
購入価格
-
重量
850g
お気に入り度

商品レビュー

【お気に入りの点】

総革にしては軽い。


【もう一つの点】

雨に弱い。ワックスやナノクリームを擦り込んでいても1時間程度で染みてくる。


【使用時のエピソード】

アイガーエイス AR-4(山幸オリジナル)を入手したあと、ネットで調べていると非常に良く似た登山靴が目に入った。
blogで記事にされている方が数名いらっしゃって、キャラバンのグランジェッタ #185というモデルであることが分かった。

もしかしたら中森商店製かなとさらに調べると、アイガーエイスを販売しているYosemiteさんのSNS投稿に、中森商店さんの倉庫から見つかったとする決定的な写真があるので、製造はやはり中森商店さんと思われる。
(キャラバンが2社以上に製造委託していた可能性もあるので断定はできないが。)
https://www.flickr.com/photos/yosemite-store/12471957824

ヤフオクにたまたまアイガーエイスと同じ27.0cmが出ていたので一か八か入札して手に入れた。

落札後、blogで見ていた記事の1つと傷の位置が同じだったので、もしかしたらと思い尋ねると、やはりそのblogの方が出品されていたものであった。

アイガーエイスと比較すると、足長はほぼ同じであるものの、写真で良く見比べると分かるかもしれないが木型は全く異なり、
アイガーエイスの方が細身で甲に高さがあるのに対して、こちらは幅広だけど甲は薄目で、爪先は四角く日本人に多いとされる親指が長い人でも合いやすい形状になっている。
こちらの方が甲が低い分下りで足が前にいきにくいため、アイガーエイスの場合はフィッツ(ソックス)の下にインナーソックスを1枚入れているところ、こちらはフィッツ1枚で履けている。
インソールはアイガーエイスと同じくスペンコのRXコンフォートを入れている。

アイガーエイスは新品で購入したのでアッパーがまだしっかりしているのに対して、こちらはすでに履き込まれていてアッパーに柔らかさがあり、また、ソールも五分山程度で、雨に弱いので、アイガーエイスをメインとして、こちらは高尾山などの低山専用で使用している。
ただし、靴自体のポテンシャルとしては大きく違わない。

2足の異なる木型の靴を履いて実感したことで、自分の足に合う靴の形が自分で分かるようになった。

私の足の形状からすると、アイガーエイスの幅でグランジェッタの甲の高さがちょうど良さそうなのだが、
2023年に復活したザンバランのフジヤマを試し履きしたところちょうどそのような足型をしていて、足に合っていると実感したので、次はザンバランかなと思っているが、2足とも愛着があるのでまだしばらく先になりそうである。

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