ありのままの西ネパールの姿――、植村直己冒険賞の稲葉香さんが撮り下ろした写真集『ドルポ――西ネパール 祈りの大地』

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2020年の植村直己冒険賞の受賞者で、本サイトの連載「大昔にヒマラヤを越えた僧侶、河口慧海の足跡をたどる」でもおなじみの稲葉香さんが、西ネパールの最奥の地、ドルポで撮り下ろした作品をまとめた写真集『ドルポ――西ネパール 祈りの大地』(彩流社)が、このほど発売された。

稲葉香さんは、手指が不自由となるリウマチという持病を抱えながら、5000m級の山が連なるネパール最奥の地・ドルポを探索、2019~2020年にはドルポで単独越冬を敢行。この活動が評価されて植村直己冒険賞を受賞している。

現在でも古来からのチベット文化や生活様式が色濃く残る当地で、山々を歩き、人々と交流した記録を収めた写真集となっている。

ドルポ――西ネパール 祈りの大地

著:稲葉 香
発行:彩流社​
判型・ページ数:A4 ・ 160ページ(オールカラー)
定価:4,950円(税込)

https://www.sairyusha.co.jp/book/b10086095.html

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