立山 | 立山室堂山荘

紅葉の見頃は東一ノ越→大観峰(標高2200m前後)。今週末からは弥陀ヶ原や黒部ダム周辺へ

雄山からの眺め、雲海奥に白山が浮かぶ(2021.10.29 立山室堂山荘 )
雄山からの眺め、雲海奥に白山が浮かぶ(2021.10.29 立山室堂山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

10/04(月) 17:40 晴れ 南西の風 2.2m/s 気温11.7℃
富山市の天気予報
明日
34℃
24℃
明後日
34℃
26℃
日本気象協会提供 2024年9月9日 4:00発表
松本市の天気予報
明日
33℃
21℃
明後日
晴のち雨
32℃
21℃
日本気象協会提供 2024年9月9日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
日中の気温は室堂平で5℃~15℃前後です。
10/10の日の出は05:54頃、日の入りは17:22頃です。

■自然、高山植物
室堂での紅葉はピークは折り返しになっております。
進み具合はばらけているのでまだ楽しめますが、現在は室堂から天狗平、東一ノ越から大観峰へ紅葉が下ってきており標高2200m前後くらいが見頃です。
今週末から来週にかけて弥陀ヶ原や黒部ダム周辺でも見頃になっていくかと思われます。

花は種類がだいぶ限られてきました。 ヤマハハコ ヤマハハコ アキノキリンソウ アキノキリンソウ 、タカネニガナがまだ咲いています。

ライチョウ(雷鳥)はヒナを連れて歩く姿を確認できます。
ヒナは親鳥とほぼ同じくらいまでに成長しています。

※頂上の雄山神社は営業を終了しました。

(ヤマケイオンライン付加情報)
富山県警警察本部Twitter
https://twitter.com/toyama_sangaku
9/7 室堂で初霜初氷観測

登山道の状況

■室堂周辺 
室堂周辺の道や稜線は夏道です。特に問題ありません。

登山装備

登山には3000m級山岳の晩秋の登山装備が基本です。

サングラスや日焼け止めは通年必要です。
雨具程度でもいいので風が防げるオーバーが必要です。また、素手だと寒いので手袋が必要です。

注意点

■注意
稜線はガスって風が吹くと結構寒いです。体感氷点下くらいにはなります。
陽が短くなってきました。ヘッドランプの用意をお願いします。

■周辺情報
立山黒部アルペンルート 公式
https://www.alpen-route.com/index.php
・黒部ダムの観光放水は10月15日まで放水予定です。

お知らせ

■室堂山荘 
営業中
今シーズンの営業は11月24日(水)の宿泊までとなります。

電話 076-463-1228

昨年はお休みしていた外来の御入浴を再開しています。
現在は14:00-16:00の間だけですがご利用いただけます。
軽食等、ランチ営業は10:00~15:00くらいまで例年通り行っております。

・HP
http://www.murodou.co.jp/

・室堂山荘 Twitter
https://twitter.com/MurodouSansou

■ご宿泊を予定されている方へ
・お食事の際に、お客様同士お席の間隔に余裕を持たせたテーブルレイアウトとさせていただきます。
・お食事、及びお風呂をご利用いただく際、込み合う事が無いよう利用時間を指定させて頂く場合があります。
・マスク持参でお越しください。
・体調不良の方はご遠慮ください。37.5℃以上体温がある方はお断りする場合もあります。

■奥黒部ヒュッテ
・今年度の営業は終了しました。

昨年の今頃の様子は?

暑さのピーク過ぎても紫外線対策は必要です。体調不良や怪我による遭難が多発!下りは特に慎重に2023.09.01

主ルート支障なしる周辺の草花は少しずつ色褪せイワイチョウやコバイケイソウは黄色く色づいています2023.09.07

紅葉のピークは9月末前後の予想。寒気入れば最低気温氷点下になる時期。稜線では防寒防風対策必要2023.09.20

まだ紅葉のピーク前ですが赤味を増し週末は見ごろ予想。気温低下し防風防寒対策必要です2023.09.29

室堂の紅葉はピークを折り返しましたがまだ楽しめます。朝の気温一桁。10/6に初冠雪になるかも2023.10.04

昨日から降雪があり、本日も降雪、周囲は積雪しています。室堂の積雪15cm(県警発表)2023.10.06

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 山頂の雄山神社
  • 雪解けで現れた浄土山分岐の標識
  • 残雪が消えた浄土山への上りコース
  • 山荘前で咲くクロユリ
  • 野口五郎と槍穂
  • 室堂山展望台から眺める雲海
  • ハクサンイチゲ
  • ミヤマキンバイ
  • 久々に冠雪しました
  • 雪上に残るケモノの足跡
  • 今日はガスのため客室棟すらぼやけて見えます
  • ガスって見晴らしがありません

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

立山・大汝山 標高 3,015m

 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

富山県 / 飛騨山脈北部

奥大日岳 標高 2,611m

 剱・立山連峰と同じ山域にあるためちょっと目立たないが、弥陀ガ原や室堂平からの姿は大きくて重量感がある。  立山三山と剱岳を結ぶ主稜線の剱御前(つるぎごぜん)で西に分岐し、新室堂乗越に下ってから起伏していく大日尾根の最高峰で。  大日という名から分かるように、ここも修験の山で、霊峰立山の前衛峰として大日如来体現の聖地であった。ここから立山川の深い谷越しに見上げる剱岳の峻厳な姿はすばらしく、遙拝の地にふさわしい眺めだ。  大日尾根もここまでは剱岳と同じ閃緑岩だが、この先は明るい新期花崗岩になる。ゆったりした山容のため、お花畑も多く、ハイマツの間にハクサンイチゲやチングルマ、ミヤマダイコンソウ、クロユリ、コバイケイソウなどの群落が美しい。  一般向の登山コースは、アルペンルートの終点室堂から浄土川を渡って新室堂乗越へ登り、西へ大日尾根を行く3時間の行程だ。もう1つは主として下りに使われる称名坂コースで、称名平から大日平、中大日岳を経て山頂に至るもので、7時間の急登だ。

富山県 / 飛騨山脈北部

真砂岳 標高 2,861m

真砂岳は立山連峰の北側に位置する山。山頂から東側に5分ほど下った場所には内蔵助山荘がある。 山体の東側にある内蔵助カールは、日本国内で7箇所確認されている氷河の1つで(2019年時点)、唯一、一般登山者が立ち入ることが出来る場所として知られている。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報