鹿島槍・爺ヶ岳 | 冷池山荘

周辺登山道に通行止めなどの連絡はありません。最新の天気情報や道路情報を確認の上、計画を

ようやく本物の夏空の下。鹿島槍ヶ岳も登場!!(2024.08.01 冷池山荘 )
ようやく本物の夏空の下。鹿島槍ヶ岳も登場!!(2024.08.01 冷池山荘 )
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天気・気温

富山市の天気予報
明日
32℃
25℃
明後日
晴一時雨
31℃
25℃
日本気象協会提供 2024年9月11日 0:00発表
松本市の天気予報
明日
晴のち雨
33℃
22℃
明後日
晴のち曇
33℃
22℃
日本気象協会提供 2024年9月11日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■自然ほか 
7/11 一昨日、昨日そして今日と強雨強風が続く鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳周辺です。

梅雨末期の豪雨の雰囲気です。当然登山者の姿はほとんど見られません。
明日にかけて梅雨前線はいったん南下して、雨の止み間も現れそうですが、その後の海の日三連休にかけての予報は芳しいものではないようです。
早く梅雨前線が北上して太平洋高気圧が、どっと張り出してきてほしいものですね。
しっかりと天気情報や道路情報をお確かめになっての山行をご計画下さい。
またキャンセルは前日までに必ずお願いいたします。

準備整い、明日より種池山荘「夏のピザ祭り」を、お盆過ぎまで開催いたします。何卒ご賞味くださいませ。

登山道の状況

■周辺登山道 7/11
以下を除き、周辺登山道に大きな支障の連絡はありません

系列の種池山荘は営業中。新越山荘は7/13から営業

登山装備

3000m級山岳の登山装備が基本

お知らせ

■冷池山荘
・ホームページ 
https://www.kasimayari.jp/index.htm
・電話 0261-22-1263

■2024年営業について
詳しくは山荘ホームページをごら下さい
https://www.kasimayari.jp/annai.htm

■2024年(R6)の営業予定
・各小屋営業日
冷池山荘 7月1日~10月20日 
種池山荘 7月1日~10月20日 
新越山荘 7月13日~9月23日

■小屋泊の予約(完全予約) 5/15~順次
ネット予約サイトを通しての予約できます。できるだけネット予約を利用下さい
・(7/1~)7/30までの予約→ 受付5/15 午前10時~
・(7/1~)8/31までの予約→ 受付5/22 午前10時~
・(7/1~)10/20までの予約→ 受付5/29 午前10時~

■受付対応時間 
・電話
5月15日(水) ~ 6月30(日)  午前10:00~午後5:00 この間は日曜日の電話受付お休み
7月1日(月) ~ 10月20(日)  午前9:00~午後5:00

・ネット予約サイト対応時間 
5月15日(水)10時スタート~10月20日 24時間受付制

■テント泊
週末など、特定日は完全予約制
※テントはオーバーユースを避け、テント場の広さに合わせた適正数にしています。
・ネット予約を通しての予約できます。できるだけネット予約を利用下さい
予約必要日、予約受付開始日など詳細は以下を参照
https://www.kasimayari.jp/annai.htm

昨年の今頃の様子は?

空は夏秋混在、花は秋花へ。通り雨注意(早い小屋着を)。9/9「いなか暮らしセミナー@爺ヶ岳」開催2023.08.29

鹿島槍ヶ岳南峰~キレットで滑落事故発生(ヘルメット着用を)。秋風となるもまだ夕立に注意2023.08.31

9/7朝7℃。この秋一番の冷え込みとなりました。主稜線では草紅葉が進んでいます。2023.09.07

比較的好天続き山肌が秋色へ変わりました。来週後半以降は初霜や初氷が予想され装備の油断禁物2023.09.15

今週半ばからそろそろ秋の空気が入り遅れ気味の紅葉が進みそうです、稜線の日中20℃越えない気温へ2023.09.20

9/25初氷観測。気温低下し防寒具必要&日没早くライトも必携。営業は10/1迄(種池山荘は10/15迄)2023.09.26

冷池山荘の営業は10/1で終了しました(種池山荘は10/15迄)。9/25初氷観測しています2023.10.02

冷池山荘の営業は10/1で終了(種池山荘は10/15迄)。9/25初氷、10/5初雪。降雪、凍結あり2023.10.06

冷池山荘周辺の過去の様子

  • 本日の鹿島槍ヶ岳。種池山荘裏の赤い実をたわわに付けたナナカマドは、葉っぱももう夏色ではなくなってきた感じ
  • 朝の鹿島槍ヶ岳。左に五竜岳、唐松岳と続く。(岩小屋沢岳より)
  • 朝の新越山荘と鳴沢岳と赤沢岳。奥には薬師岳が横たわる。
  • 夕景 新越山荘の談話室の窓が額縁に 
  • 残りわずかになった針ノ木雪渓 雪渓歩きの箇所はなくなり、すべて「秋道」の土の上を歩行します。(8/31新越山荘より俯瞰)
  • 雲海の下は大町。薄っすら赤く染まる東の空、遠く奥秩父の山や富士山辺りには早朝から積乱雲が沸き立ちます。(新越山荘)
  • 種池山荘小屋裏のナナカマドの実も赤くなってきました。
  • 日中覆っていたガスも消えかかり、立山方面が赤く染まりだしました(種池山荘)
  • 朝は雲ひとつない夏空の下、鹿島槍ヶ岳屹立 種池山荘より
  • 昨夜のお客さまも出発され、束の間の静けさ。今日も夏らしい朝です。種池山荘より
  • 最高の週末土曜日スタート。蓮華岳と針ノ木岳(新越山荘より)
  • 新越山荘からの針ノ木岳と蓮華岳。針ノ木雪渓もだいぶ小さくなってきました。

冷池山荘

電話番号:
0261-22-1263
連絡先住所:
長野県大町市平5328

地図で見る
http://www.kasimayari.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

鹿島槍ヶ岳 標高 2,889m

 この山は、後立山連峰の中央部に位置し、名実ともに後立山の盟主という存在である。  端麗と表現される南北2つの峰と、それを結ぶ吊尾根がつくるこの山の姿は、どこから眺めても美しい。この山に魅せられた岳人たちは、同時にこの山が内懐に秘める荒々しさのとりこにもなったのである。それは山麓からではうかがい知れない、北壁や荒沢奥壁などのバリエーション・ルートである。これらのルートの開拓は大正末期から昭和の初期に、学校山岳部を中心に華々しく行われ、それは日本におけるアルピニズムの歴史に、貴重な一頁を記しているのである。  鹿島槍ヶ岳への登路は、縦走路のほかには、東面・信州側から短くて急峻な赤岩尾根1本のみである(鹿島から所要9時間)。この尾根の途中の高千穂平は、鹿島槍ヶ岳のよき展望台ともなっているが、そこから眺める大冷(おおつべた)沢の源頭には、残雪期に獅子やツルの雪形が現れる。そこから昔は、山名をシシ岳とかツル岳、あるいは双耳峰からの連想で背比べ岳などとも呼ばれていた。現在の鹿島槍ヶ岳の山名は鹿島集落の背後にある槍ヶ岳といった意味である。山体は信州側は急崖、西面・越中側はなだらかな非対称山稜の典型である。  西面には、支稜の牛首尾根を挟んで東谷と棒小屋(ぼうごや)沢が、西面の水を集めて黒部川に注いでいる。この棒小屋沢と、剱岳東面を流下する剱沢とが、黒部峡谷に対して対向から合流する、有名な黒部の十字峡を形成している。  東面を落ちる白岳、大冷の各沢は、源頭部にバリエーション・ルートを提供している。その1つ、カクネ里はU字谷をなし、平家の落武者が隠れ住んだという(隠(かく)れ里(さと))伝説をもつ、ロマンを秘めた圏谷である。もちろんここに人が隠れ住むというのは不可能だが……。  南峰から主稜を南へ下ると、肩といった存在の布引岳(残雪が布を敷いたように見えるのでこの名がある)で、付近には船窪地形が散見される。その南の小平地には冷(つべた)池があり、冷池山荘が建っている。また吊尾根の雪田付近から北峰を巻いて北へ下ると、両側の谷からの浸食によって、主稜線に深いⅤ字形の切れ込みの入った八峰(はちみね)のキレットに出る。その北側にキレット小屋がある。  登山口の鹿島集落は昔から戸数11戸しかなく、集落の人々は平家の落武者の子孫といわれている。ここで民宿を営んでいる狩野氏宅には、近代登山以降の鹿島槍ヶ岳の登高記念帳が保存され、それがそのまま鹿島槍ヶ岳の登山史ともなっている。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

爺ヶ岳 標高 2,670m

 後立山連峰の南部にあり、3つのピークからなる。北から一直線に南下してきた後立山の主稜線は、この爺ヶ岳で西方へ大きく湾曲し、越中側にすり鉢を半分に切ったような、ハイマツの見事な大斜面をつくっている。一方、東面には大きな白沢天狗尾根を張り出している。この天狗尾根や扇沢にはかつて登山道があったが、現在は廃道となり、種池山荘の柏原正泰氏が拓いた柏原新道がある。新道は扇沢出合から爺ヶ岳南稜をたどって種池に登るもの(扇沢出合から所要3時間30分)で、2つの廃道の欠点を取り除いた、後立山連峰の主稜線へ登るものとしては、最も容易なコースである。  爺ヶ岳の山名は、南峰と中央峰との間、白沢の上部に、残雪期に種子蒔き爺さんの雪形が現れることから付けられたもので、爺さんが蒔く種を漬ける種池だ、というおまけまでついている。種池は主稜上の池塘で、そばには種池山荘があり、幕営地にもなっている。この西方にも棒小屋沢乗越の池がある。種池から南峰にかけて、またその南斜面も広大なお花畑である。  積雪期の爺ヶ岳東面は、ヒマラヤひだが発達して壮観で、いくつかのバリエーション・ルートが拓かれている。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

岩小屋沢岳 標高 2,630m

飛騨山脈北部、富山県と長野県の県境にそびえる山。西側には種池小屋、東側には新越乗越山荘がある。

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