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MONITOR REPORT

ファイントラック
ドラウトクアッド

ドラウトクアッドとラミースピンエア・ドラウトタフを比較した5名のモニターからのレポートを掲載!

[PR]2024.05.01

ウェアによって登山の快適度が
ここまで違うとは!
すべてにおいてバランスのよい
オールラウンダー

ニックネーム
シュン さん
(30代、男性)
登った山
小遠見山(日帰り)、爺ヶ岳(日帰り)
登山歴
約10年
着用製品
①ドラウトクアッド ジップネック(カラー:ジェイブルー)、②ラミースピンエア ジップT(カラー:コヨーテブラウン)

Check Point

  • 稜線の冷たい風を通さず、ちょうどいい温度が保たれ、暑すぎることもない
  • 通気性、強度、生地の厚さなどすべてにおいてバランスがよく、何でもこなすオールラウンダー
  • 「着用するものによって登山の快適度がここまで違う」。驚きのウェア
ファイントラック ベースレイヤーシリーズ
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稜線の冷たい風を通さず、ちょうどいい温度が保たれ、暑すぎることもない

5月26日、まずは足慣らしのために地元の山、スキーでのホームゲレンデ五竜とおみゲレンデに、「ラミースピンエア ジップT」を着用して登りました。夏季シーズンオープン前でゴンドラも動いていないのでスキー場を登っていきます。普段滑っているところを登るという不思議な感覚とこんなに急斜面だったのかと足で感じながら。もちろん客は誰一人いません。ゲレンデを登りきりいよいよ登山道へ。まだ誰も登っていないらしく、日陰は雪で道が埋まっている箇所もありました。頂上で休憩していると汗冷えがしません。「ラミースピンエア」が乾いていることにビックリしました。汗冷えはするものだと思っていたし、この製品の効果もどうせ少し軽減されるだけでしょと舐めていました。下山時にこんなに快適に降りてこられたのは初めてでした。

6月7日には「ドラウトクアッド ジップネック」を着用して爺ヶ岳へ。種池山荘から頂上までの稜線は風が冷たいけどドラウトクアッドはこの風を通さず、体はちょうどいい温度に保たれ、暑すぎることもありません。終始快適な登山でした。

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通気性、強度、生地の厚さなどすべてにおいてバランスがよく、何でもこなすオールラウンダー

「ドラウトクアッド」の汗の吸収はとてもよいです。普段着ているものと比べると雲泥の差がありました。通気性は「ほどよい」というのが感想です。通気性がありすぎると、山の稜線や標高2000mを超えたあたりで風が冷たくてもう1枚上に羽織りたくなりますが、「ドラウトクアッド」はほどよい通気性でこれ1枚着ていれば快適に登山ができます。通気性だけではなく総合的に見るとバランスが取れていて非常によかったです。

商品の質感としてこの生地は強いなと思いました。実際に着用してみると擦れに強く、木の枝、笹に引っ掛かりにくかったです。普段着ているものよりも編み込みが密になっていて、それがやはりいいですね。

「ドラウトクアッド」は、通気性、強度、生地の厚さなど、すべてにおいてバランスがよくて、何でもこなすオールラウンダーだと感じました。

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「着用するものによって登山の快適度がここまで違う」。驚きのウェア

「ラミースピンエア」は、「ドラウトクアッド」と比べて着用した時の重さが全然違いました。とても軽くて。あとは肌触りがとてもよい。通気性がよくて涼感が優れているので、汗をかいても不快感がなかったです。どうしても汗をかくと肌に張り付いたりして、自分はそれがすごく気になるので・・・。速乾性もとてもよかったです。「ラミースピンエア」は、夏に最適。生地の薄さ、通気性、涼感など暑い時期に特化しているところがよいですね。これに対して、「ドラウトクアッド」はオールシーズン使用できると感じました。

「ドラウトクアッド」は春、秋シーズン、半袖だと少し寒いなと感じる時には絶対これといった感じです。登山だけではなく、3月末のクロスカントリースキー、BCクロカンにも「ドラウトクアッド」1枚で着たいと思います。耐摩耗性が強いので雪で転んでも安心です。冬は色々なアクティビティのインナーとしても重宝しそうです。UVカットもされているので、湖でのSUPでも使用したいと思います。「ラミースピンエア」は主に気温25℃以上の夏日のときに使用したいです。トレイルランニング、マラソン、ポールウォーキングをやるので活躍しそうです。シンプルなデザインなので夏のアウトドア、キャンプなどでも着たいと思います。

どちらも中にはドライレイヤーベーシックを着用しました。マラソンなどでドライレイヤーを着ずにも試してみましたが、ドライレイヤーを着用したほうが快適ですし、ベースレイヤーの特徴を感じ取れますね。ドライレイヤーとベースレイヤーの組み合わせがそれぞれの性能を最大限発揮してくれる感じがします。これからの登山レイヤリングをしっかりして快適に山を楽しみたいと思います。

着るものは何でもいいやと思っていたので、今回のモニターをやらせていただき、ウェアについてこだわりを持つ、興味を持つ、よいきっかけとなりました。「着用するものによって登山の快適度がここまで違う」とは。正直びっくりしています。使い分けをうまくすれば、これほど快適なものに出会ったことがなかったので、これからも使っていきます。

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汗をかいてもすぐ乾き、終始快適
「これ1枚で大丈夫」という安心感

ニックネーム
あーる さん
(50代、女性)
登った山
蓼科山(日帰り)、尾瀬(日帰り)、高尾山(日帰り)
登山歴
約5年
着用製品
①ドラウトクアッド ジップネック(カラー:ピーチ)、②ラミースピンエア ジップT(カラー:レイクブルー)

Check Point

  • 登りで汗をかいても、下山時には乾く速乾性が快適
  • 保温性がよく、暑さの中でも快適な着心地を感じられる
  • 汗をかいても汗冷えや匂いなどの不快感がなく、初夏の山行などにはうってつけ
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登りで汗をかいても、下山時には乾く速乾性が快適

5月25日に蓼科山、6月8日に尾瀬、6月14日に高尾山に登ってきました。

蓼科山や尾瀬に行った際、登り始めはまだ気温が上がらず涼しかったのですが、日が出てきて暑くなっても「ドラウトクアッド ジップネック」は不快感がなく、終始快適に過ごすことができました。蓼科山では登りでかなり汗をかきましたが、下山時にはほとんど乾いていました。

高尾山は30℃近い気温の中での活動となりましたが、「ラミースピンエア ジップT」を着ているとあまり暑さが苦にならず活動することができました。下山後温泉に行こうと着替えも持っていましたが、下山時には汗もすっかり乾いていたし匂いもしなくて、風呂上がりに着替えなくてもいいかな?と考えてしまうほどでした。

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保温性がよく、暑さの中でも快適な着心地を感じられる

「ドラウトクアッド」の汗の吸収はとてもよかったです。今までのウェアは汗染みが目立って、乗り物に乗る時は着替えないと恥ずかしかったのですが、「ドラウトクアッド」ではその心配はなかったです。汗をかくと外側を触れば濡れている感触はありますが、内側は冷えを感じることはまったくありませんでした。以前、着用していたファイントラックの「ドラウトフォース」は、少し艶感のある素材でしたが、「ドラウトクアッド」はよりサラッとした着心地になっていて、着用感も以前よりよくなっている気がしました。

「ドラウトクアッド」は3シーズン使える衣料として、春~秋のレギュラー選手として活躍してくれそうです。これから夏の縦走も検討していますが、多少の寒さでも保温性がよく、なおかつ暑さの中でも快適な着心地を感じられるので、どんな天候になるかわからない長期間の山行には持っていきたい1枚です。

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汗をかいても汗冷えや匂いなどの不快感がなく、初夏の山行などにはうってつけ

汗をかいた時の清涼感は「ラミースピンエア」の方が快適で心地よく、汗が乾く時間も速かったですが、気温差のある環境で着るには少し不安を感じます。その点、「ドラウトクアッド」は多少の気温差があっても安心して着られます。

私は汗っかきなので、低山だったらより清涼感の高い「ラミースピンエア」を着用したいです。汗も早く乾くし、生地が薄いので30℃近い猛暑の中でも快適に活動することができました。今回は半袖のモニターですが、実は4月に長袖を購入しています。長袖でも十分な清涼感を感じられますし、日焼けなどを考えると長袖の出番が多くなりそうです。夏場のクライミングジムは室内でも相当汗をかきますので、半袖の「ラミースピンエア ジップT」が活躍してくれそうです。

5月下旬の標高の高い山ではまだ肌寒い時期からモニターを始めましたが、「ドラウトクアッド」は「これ1枚で大丈夫」という安心感があり心強かったです。寒い時は上に何か羽織ればよいですし、汗を大量にかいても汗冷えや匂いなどの不快感がないので、初夏の山行などにはうってつけだと思いました。「ラミースピンエア」はとにかくサラッとした着用感がよいです。汗かきさんにお薦めしたい1枚です。リクエストとしては、選べる色が少ないので、もう少しカラーバリエーションを増やして欲しいですね。

ファイントラックのベースレイヤーの性能にとても満足しています。耐久性もあるようなので、岩場を登る時も積極的に使っていきたいと思いました。また着用シーンによって使い分けできるので、今後もシーンにあわせて活用していこうと思います。

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通気性と保温性のバランスが絶妙!
オールラウンドに全シーズンを通して
使っていきたいアイテム

ニックネーム
だいこん さん
(30代、男性)
登った山
涸沢(1泊2日テント泊)、乗鞍岳(日帰り)、西穂高岳(日帰り)、明神岳5峰(日帰り)、上高地(日帰り、ジョギング)
登山歴
約5年
着用製品
①ドラウトクアッド ジップネック(カラー:ジェイブルー)、②ラミースピンエア ジップT(カラー:コヨーテブラウン)

Check Point

  • 汗冷えしにくく、かつ保温力もあるので、基本的には上着の着脱を減らせる
  • 肌寒い早朝は暖かく、暑くなる急登の樹林帯では湿気を逃がして快適
  • 通気性と保温性、着心地と丈夫さ、吸汗速乾性など、とにかくバランスがいい
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汗冷えしにくく、かつ保温力もあるので、基本的には上着の着脱を減らせる

5月19日~6月8日の間、涸沢、乗鞍岳、西穂高岳、明神岳で「ドラウトクアッド ジップネック」を試してみました。また、5月22日、6月4日には上高地のジョギングで「ラミースピンエア ジップT」を着用しました。

涸沢のテント泊では、2日目も「ドラウトクアッド」を着用しました。いつもなら2着目に着替えるのですが、すぐに乾くこととニオイがほとんど抑えられていたことで1日目と同様に着ることができました。連日着回せることによって、予備の着替えを帰りに用いることができ、荷物の削減・軽量化にもなりそうです。また、移動に公共交通機関を使う身としては、乾いた汗がニオイにくく気遣いをする部分が少し減るだけでもだいぶ気が楽になります。

乗鞍岳の帰りでは、バスの待ち時間に位ヶ原山荘でくつろぐときも移動のときもあまりニオイを気にせずにすみました。こういった感想も、汗がすぐに乾き、汗冷えしないので着替えなくて済むから出てくるものでもあります。

西穂高岳では前日に山頂近くで雪となり稜線上はやや冷える一方、運動量による暑さもありました。西穂山荘からは1枚フリースを羽織ったのですが、それまでのシャツの汗濡れを気にすることなく着られました。レイヤリングする場合でも、「ドラウトクアッド」は温度調整の幅があるので脱ぎ着の回数を減らせました。汗冷えしにくく、かつ保温力もあるので、基本的には上着の着脱そのものをせずにすむ場面の方が多かったです。

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肌寒い早朝は暖かく、暑くなる急登の樹林帯では湿気を逃がして快適

私は汗っかきなので、吸汗性・速乾性は一番の関心事でした。特に登り始めてからの約1時間、非常に汗をかくので、乾く間もなく稜線に出ると肌寒さを感じることもありました。しかし「ドラウトクアッド」は普段着用しているウェアよりも吸汗・速乾にすぐれ、汗冷えを抑えてくれていると実感。汗をかいてもその着心地を長くキープし、不快感が軽減されました。また、稜線に出たときに感じることも多かった汗による冷えも、乾きが速いのでよく抑えられていると思います。着心地はサラッとして、適度にストレッチ性がありつつ生地に張りがあり、これから山に向かうぞ!と気合が入る感じがします。いい意味で緊張感を高め気持ちのスイッチを入れてくれそうです。

今まで着用していたウェアは肌触りがよくストレッチがより効いて体にフィットする反面、多量に汗をかくと少し肌にまとわりつく感じがありました。今まではさほど気にならなかったのですが、比較してしまうと「ドラウトクアッド」の優秀さが際立ちます。

今回着用したカラーのジェイブルーは彩度を落とした薄い水色で、汗染みが目立つのではと心配していましたが杞憂でした。汗で濡れても遠目ではわからないほどで、基本的に乾くのが速いので見た目を気にすることは次第になくなりました。洗って洗濯機から取り出したときも、もうほとんど乾いているのでは?と思うほどでした。

また、「ドラウトクアッド」は通気性と保温性のバランスが絶妙だと感じました。これは一度着てみて試してみて欲しいです。しっかりした生地にも関わらず通気性があり、肌寒い早朝の登り始めは暖かく、暑くなる急登の樹林帯では湿気を逃がしてくれていると実感。開閉のスムースなハーフジップも換気・保温の切り替えに一役買ってくれました。山域や登山スタイルなど個人差はあると思いますが、残雪期から初夏だけでなく一年を通して使えるアイテムになりそうです。

広めの袖口は脱ぎ着しやすく、換気にも効果がありそうですが、ここは好みが分かれるところかもしれません。腕時計に袖口がかかり時間の確認がしにくいなと感じたことと、よりシビアな山行をされるような方は腕捌きの際に少し気にされるようなこともあるかもしれません。個人的にはゆとりのある着心地につながり、プラス部分の方が大きいように思えます。

残雪期の木の枝が伸びはじめた冬道やバリエーションルートのヤブこぎ、ハイマツ帯の稜線歩き、岩場を攀じ登るような場面でも使用しましたが、目立った生地のほつれや擦れがないのに驚きました。今までの数年着用したウェアは至るところに引っかけた跡や糸のほつれ、すれがあり、至近距離で見ると目立ちます。ザックのショルダーやウェストとの摩擦で毛玉になっているところも。ほとんどが一般ルートでの使用でしたが、早い段階から使った分だけキズがついてきました。着用できないほどではないのですが、いつ買い替えようかと常に考えていました。

今回、「ドラウトクアッド」を短い期間でしたが着用して、だいぶ引っかけたり、擦ったりしたと思うのですが、そういったキズがほぼありませんでした。そもそも生地が枝などに引っかかりにくく、引っかけたときも引っ張られる力が弱く、岩に擦ったときの摩擦も小さかったように感じます。通気性が高いにも関わらず、ここまで丈夫という相反することを両立させていることがすごいです。長く愛用できそうで、コスパ的にも満足いくものになりそうです。

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通気性と保温性、着心地と丈夫さ、吸汗速乾性など、とにかくバランスがいい

「ラミースピンエア ジップT」は、「ドラウトクアッド ジップネック」と比べて抜群の通気性のよさと着心地の軽さを感じました。Tシャツ型なので首周りがスッキリとし、ドライレイヤーなどのアンダーとの組み合わせが良く、上に羽織る場合も含めレイヤリングしやすいと思いました。「ラミースピンエア ジップT」の特筆すべき点はハーフジップ。まさに「ハーフ」、鳩尾のあたりまで大きく胸元が開きます。こもった熱を素早く放出し、外気をたくさん取り入れられるので効率よく換気できます。Tシャツの形でハーフジップの製品をおそらく見たことがなく、暑さ対策に特化した唯一無二の製品だと思います。

「ドラウトクアッド」は、通気性と保温性、着心地と丈夫さ、吸汗速乾性など、とにかくバランスがよいことが素晴らしいので、オールラウンドに全シーズンを通して山という山で使っていきたいです。「ラミースピンエア」は、盛夏の運動シーンでは欠かせないものになるのではないでしょうか。近年は毎年暑さが増していく一方で、電気代も高くなり空調の利用もためらわれます。そのような状況で「ラミースピンエア」は日常使いにも向いているのではと考えました。ちょっとした散歩に、お風呂上がりに、寝苦しい夜に。運動シーンばかりではなく、自分の場合は部屋着や普段使いにと活躍しそうです。

改善してほしい点といえば、「ドラウトクアッド」はパステルカラーやペールカラー調の色合いが多いように思われるので、ビタミンカラーやヴィヴィットカラーのような元気な色合いのカラーバリエーションがあってもいいのかなと思いました。ホワイトやブラックなどベーシックなカラーもいいと思います。また、低くてもいいのでスタンドカラー的な襟があると着回ししやすくなるのではないでしょうか。

正直、「ベースレイヤーなんてそこまで大きな差はないでしょ」と思っていました。しかし、「ドラウトクアッド」を着用してみて、細部に目を向けると、このウェアのコンセプトがよく伝わってきました。「ドラウトクアッド」は単純に使い心地がよかったです。丈夫でガンガン長く使えそうなことに加え、オールシーズン着用できそうでコスパがいい。2着目にアッシュグレーが、真夏用に半袖のネイビーとカスケードブルーが欲しくなってきました。「ラミースピンエア」は温暖化の影響でより暑い日が多くなり、日頃から手放せなくなりそうです。さまざまな場面でその実力を体感でき、すっかりお気に入りになりました。これからも活躍してくれることは間違いないでしょう。次の機会には他のアイテムも試してみたいです。ウェアだけでなくファイントラックというブランドのモノ作りの考え方にも興味・関心が出てきました。

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吸汗性・速乾性がよく、
驚きのサラサラ感!
岩場でこすれてもほつれない、
破けない安心の一着

ニックネーム
のぉりぃ さん
(50代、男性)
登った山
御在所岳・ヴィアフェラータ・後尾根(日帰り)、御在所岳・本谷・大黒尾根(日帰り)
登山歴
約13年
着用製品
①ドラウトクアッド ジップネック(カラー:ジェイブルー)、②ドラウトタフ ジップネック(カラー:ネイビー)

Check Point

  • 素早く汗を吸い上げ、そしてすぐに乾く
  • 3層構造とは思えないほどの薄さで、大きなムーブでも動きの邪魔をすることがない
  • 暑くて汗をよくかくシチュエーションにおいても快適に、岩場やヤブがあっても気兼ねなく歩ける
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素早く汗を吸い上げ、そしてすぐに乾く

5月25日に、御在所岳のヴィアフェラータ・後尾根に登りました。風はそこそこ吹いていたものの終始快晴で、5月とは思えないほど暑かったです。6月1日には、御在所岳の本谷・大黒尾根を歩きましたが、この日も山行中はずっと快晴でした。登り始めは若干風が吹いていたものの、途中から風を感じることもなく、この時期にしては暑さを感じました。ですが、「ドラウトクアッド ジップネック」はとにかく汗の吸い上げがよく、そして乾きも速かったです。

山行では普段から、ベースレイヤーの下にファイントラックのドライレイヤーを着用しており、今回も「ドラウトクアッド ジップネック」「ドラウトタフ ジップネック」それぞれの下にはドライレイヤーを着用しました。普段着ているベースレイヤーもそれなりに吸汗速乾性があり、ドライレイヤーの特性と相まって汗による不快感はそれほどなかったのですが、今回モニターした2着はまったくと言っていいほど不快感はなく、ベースレイヤーの速乾性でいえば比べものになりませんでした。休憩でザックを下ろし、腰を下ろして少し休んでいると、あっという間に背中や胸の部分は乾いており、汗で濡れたことを感じることがないほどの速乾性に驚きです。また、3層構造とは思えないほどの薄さと軽さとしなやかさで、袖通しはもちろん、岩場の激しい動きの中でも気にせず腕を動かせました。

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3層構造とは思えないほどの薄さで、大きなムーブでも動きの邪魔をすることがない

モニター登山の2日間とも暑い日で汗をよくかきました。いつもは、かいた汗が胸の中心部分からおへそ辺りに流れてなかなか乾くことがなかったのですが、「ドラウトクアッド」は、素早く汗を吸い上げ、そしてすぐに乾くということが実感でき、不快を感じることがありませんでした。

まずは袖を通した時のサラサラ感に驚きました。3層構造とは思えないほどの薄さで、バリエーションルートで手足を大きく動かすムーブが多かったのですが、その動きの邪魔をすることはなく自然に動けました。また通気性もよく、季節外れの暑さだったのに蒸れを感じることはなく、とても快適でした。

今まで着ていたベースレイヤーは、引っかけて何カ所か糸のほつれがありますが、「ドラウトクアッド」は岩場でこすれても、ほつれたり破けたりすることかなく、薄い割には耐久性があると感じました。

「ドラウトクアッド」は肌触りとともに、とにかく汗吸いがよく、そして乾きも速い点がよいですね。通気性も優れていて、暑い夏でも着続けていられます。

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暑くて汗をよくかくシチュエーションにおいても快適に、岩場やヤブがあっても気兼ねなく歩ける

「ドラウトタフ」は、袖が立体裁断になっており、肩や腕の動きにとてもフィットしていると感じました。「ドラウトクアッド」より厚みがあるので、岩場やロープを使用する場面でも気を遣うことがなく、実際に岩場で擦れてもウェアへのダメージはありませんでした。厚みがある割には軽く、岩場の擦れにも強く、安心感があります。

「ドラウトクアッド」は、地元鈴鹿の山などを登る際、暑くて汗をよくかくシチュエーションにおいても快適に、また多少岩場やヤブがあっても気兼ねなく歩けそうです。また、春から秋にかけて低山を登る際などにもよいですね。「ドラウトタフ」は、適度な厚みがありながら軽量でこわばり感がなく、吸汗速乾と通気性も兼ね備えているので、北アルプスの縦走といった長期間着用する場面や、中高山のバリエーションルートを登る際に着用したいです。

モニター期間中の2度の山行において、2製品のよさを感じることができました。使い続けることで、製品の特長である「半永久的に持続する吸汗拡散性」や「抗菌防臭加工」また耐久性についてもっと体感したいと思います。今回は4~5時間の短い山行でしたが、「ドラウトクアッド」は入道ヶ岳~鎌ヶ岳といった低山の縦走で、また「ドラウトタフ」は今夏予定している北アルプスの縦走やバリエーション(ジャンダルム、小槍~大槍)で、その性能をもっと実感したいと思います。性能もさることながら、自分の好きなブルー系ウェアということもあり、今後のお気に入りウェアになるのは間違いありません。

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通気性抜群!
汗をかいてもべたつかずサラサラ快適!

ニックネーム
じゃんじゃん さん
(40代、女性)
登った山
筑波山(日帰り)、高鈴山(日帰り)、那須・茶臼岳(日帰り)、安達太良山(日帰り)
登山歴
約15年
着用製品
①ドラウトクアッド ジップネック(カラー:ピーチ)、②ドラウトタフ ジップネック(カラー:パステルグリーン)

Check Point

  • 日射しが強い稜線でも、UVカット効果のあるウェアで安心
  • 速乾性があり、肌に張り付く感じがないので、アウターでの調整がしやすい
  • ドライなままで登山できるので、バランスを崩したり、バテたりしない
ファイントラック ベースレイヤーシリーズ
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日射しが強い稜線でも、UVカット効果のあるウェアで安心

筑波山、高鈴山、安達太良山で「ドラウトクアッド ジップネック」を着用。那須岳では、「ドラウトタフ ジップネック」を着用しました。

5月19日の筑波山では、薄曇りながらジメジメした天気で、最初から「ドラウトクアッド」1枚のみ着用。急登なのですぐに汗をかきました。フロントジッパーを開けて体温調節しつつ、途中、冷たい湧き水で涼んだりしながら登りました。御幸ヶ原では風があり、「ドラウトクアッド」1枚では通気性がよいためか、若干肌寒く感じました(汗冷えではなく)。登頂後ほどなく小雨がぱらつく天気でしたが、本降りになることなく下山できました。

5月26日の高鈴山は晴れ時々曇り。こちらでも「ドラウトクアッド」1枚のみ着用して歩き始めました。途中の御岩山付近では、少し岩場がありましたが、コース中に急登もなく、森林浴を楽しみながら歩きました。休憩ごとにアウターを着たりしてこまめな調節ができました。

6月1日の那須岳では、ロープウェイを使って、まず茶臼岳をめざしました。最初から森林限界を超えていて、風もあったので、「ドラウトタフ」の下にアンダーウェアを着用しました。登り始めは晴天で、日射しは強めでしたが、風もあり、登りにも関わらず、暑すぎず寒すぎず快適。岩場のゴロゴロを楽しみながら、茶臼岳経由で峰の茶屋まで来たころ、だんだん天気も曇り空になってきました。峰の茶屋から朝日岳方面へは、斜面を巻く鎖場の手前まで進んだところで引き返し、帰りは歩いて下りました。終始体感温度も快適で、この山行とレイヤリングの組み合わせはとてもよかったです。

6月8日の安達太良山でも、ロープウェイを使って山頂駅まで行き、歩き始めました。晴れてはいたものの、山頂駅で一瞬涼しく感じたため、「ドラウトクアッド」の下にアンダーウェアを着用しました。最初の木道歩きですぐ蒸し暑くなり、着脱しやすいように、「ドラウトクアッド」+アウターのレイヤリングにすればよかったと少し後悔。フロントジッパーを開けて、少し暑いかな?くらいで歩いていると、森林限界を超え、風も出てきたので、そのあとは気持ちよく歩けました。最後は少し岩場をよじ登って山頂に着くと、天気がよかったこともあり、たくさんの登山者が休憩していました。そのあと牛の背を通って矢筈森まで行き、沼ノ平の火口を見て下山しました。稜線は日射しが強く、サングラスをかけていないと目が痛いほどでしたが、UVカット効果のあるウェアで安心でした。馬車道は木陰で下りだったこともあり、稜線より気温は上がっていたと思いますが、そこまで暑さを感じることなく下山できました。

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速乾性があり、肌に張り付く感じがないので、アウターでの調整がしやすい

筑波山では、登りはじめは一瞬熱がこもったように思いましたが、「ドラウトクアッド」はそれ自体がウェットになることなく、「よく見ればこの部分が汗で濡れているな」という程度。今までのウェアのように、肌にベタつき、汗を吸収しなくなるのとはまったく違います。特に、高鈴山では、アップダウンの少ない木陰の登山道だったので、ムシムシする天気でしたが、ウェアはサラサラで快適でした。着た瞬間は気持ちゴワつく印象もありましたが、登っている間も汗でウェアが肌に張り付くことなく、快適に登れました。また、フロントジッパーがあるので、登っている間の暑さ調節もしやすかったです。

高鈴山では、歩いている間、アウターで暑さ寒さの調節をしました。今までは汗で濡れたウェアの上からアウターを羽織ると、肌に張り付く感じが不快だったので、冷えてもウェアが乾くまでアウターを着ないで多少の寒さは我慢していました。「ドラウトクアッド」はウェア自体がドライな状態なので、アウターの着脱を我慢せずにこまめに繰り返すことができ、快適でした。

安達太良山では、アンダーウェアと組み合わせて着用したこともあり、登りはじめの樹林帯では暑くて1枚でよかったかと思いましたが、森林限界を超えると風もあったので、汗冷えもしていなかったこともあり、暑すぎず寒すぎず快適でした。今回、岩やヤブなどに擦るような場面はありませんでしたが、生地の編みが細かく、伸縮性が少なめな分、硬めなので、引っかかりにくい生地だと思いました。

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ドライなままで登山できるので、バランスを崩したり、バテたりしない

「ドラウトタフ」は厚手ではあるものの、肌触りは「ドラウトクアッド」より柔らかい感じです。着心地としては、肌触り以外は「ドラウトクアッド」とあまり違いを感じません。通気性は「ドラウトクアッド」が抜群ですが、「ドラウトタフ」のほうは熱のこもりが少なく、汗のかき始めなどでも快適でした。速乾性と急登の最初に気になる熱のこもりの逃がし方など、バランスがよく、万能に使えそうです。

「ドラウトタフ」と比較して「ドラウトクアッド」は薄手なので、低山や真夏など、汗をかき続けるような場面が想定されるときにさらっと1枚で着用したいです。縦走時、ヤブ漕ぎが想定されるようなマイナールートなどには、「ドラウトタフ」の選択になると思います。また、風が強い日や気温が低い季節、雪山などでも使いたいです。

改良してほしいとしたら、機能の点ではないのですが、両サイドの生地の部分を別の色にしてもデザイン的に「あり」かな、と思いました。

自分自身とても汗かきなので、速乾性が謳われているウェアでも汗でびっしょりになるのは仕方ないと思っていました。若いころは、汗をかいてべたついて冷えても、多少の不快を我慢できる気力、体力がありましたが、最近は、ちょっとしたことでバランスを崩したり、バテたりしてしまうので、快適なアイテムに越したことないです。今回、「ドラウトクアッド」を着用してドライなまま登山できて、これからも使っていきたいと思いました。また、ネックまで生地があって、生地自体もUV対策になっている点、抗菌防臭効果があるという点もいいなと思いました。

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