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大山(沖永良部島)

大山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: 役場から歩いて三角点を踏み、町営ロッジに泊まって昇龍洞を見学する

この登山記録の行程

名瀬港(5:50)和泊港(12:00)知名(15:25)大山(16:50)ロッジ(17:15/9:35)昇龍洞(8:50~9:35)徳時(10:00)和泊(12:00)

コース

総距離
約11.2km
累積標高差
上り約228m
下り約196m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 奄美大島名瀬港発5時50分の船に乗り、沖永良部島和泊港を目指す。2等船室で横になって二日酔で頭の痛いのを我慢し、6時間後に和泊港に上陸する。
 待合所で気分の悪いのが収まるまで2時間じっとして過ごし、「今日中には、大山に登らないと」と気を取り直してスーパーで食糧を買い、バスに乗って知名町役場でロッジの鍵を受取る。
 海岸へ行き、標高10.0mの三角点から歩き始める。舗装道路を緩く上がって行くと、下って来る車が意外と多い。北海岸にサトウキビ畑などが大規模に展開しているので農作業の帰りだろうか。立木に囲まれた一段低い畑ではジャガイモを栽培しており、意外に思う。生産量日本一は北海道で、二位は長崎県、三位が鹿児島県だと思うが、ジャガイモは気温への適応力が強いのだろうか。
 山頂近付は自衛隊55警戒隊の建物が席巻する。すれ違った隊員2人に、「三角点へは行けますか」と聞くと、2人とも「行ける」と答える。山頂に在るレーダーをフェンスが取り囲んでおり、「道路から、三角点までの道が在るのだろう」とカーブを下って登山道を探すが、藪が続くのみで道が無い。
 「やはり、フェンスの中なのだ」と考えて引き返し、衛兵に話し掛ける。「中に三角点が在ると思うので、入れてくれ。千葉県からはるばるやって来た」と言うと、「三角点が在るかどうか知らない。だけど、中へ入れる訳には行かない」と任務に忠実だ。押し問答をしていると隊員が通り掛り、「三角点は敷地の外に在る。フェンス沿いに行くことが出来る」と判明し、愁眉を開く。
 フェンスの外側が幅1mで伐採してあり、すんなりと三角点に到達する。「海抜ゼロから5km歩いて標高240mを稼ぎ、沖永良部島最高点の大山三角点に触れることが出来た」と喜ぶ。
 
 今夜の宿は知名町営のロッジだ。自衛隊の人に場所を教えてもらい、歩いて下る。ネットで宿泊料2,000円と出ていたので「民宿より安い」と予約したものの、設備使用料を別途2,000円請求されて唖然としたが、炊事設備と風呂があるのが有難い。温かいお湯に入ってゆったりしていると二日酔いの体に生気が戻ってくるようで、納得してしまう。
 
 翌日は、自衛隊まで登り返して反対側の昇竜洞を見学し、路線バスで和泊港へ戻る。バスの後方に山頂部だけが僅かにこんもりとした大山が見え、徳之島へ向かう船上から、平らな島の中央部に控えめな盛り上がりの大山を確認する。

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登った山

大山

大山

240m

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