比叡山のヒルゾーン

ハイキング

比叡山（東海・北陸・近畿）

2020.07.19（日）

パーティ： 1人 (犬山好人さん )

犬山好人さん

行程・コース

天候

くもり時々晴れ間

登山口へのアクセス

電車
その他：叡山電鉄からケーブル駅まで5分ほど歩く

この登山記録の行程

八瀬比叡山口駅(7:41)・・・西山分岐(9;05)・・・延暦寺駐車場(9:42)・・・玉体杉(10:44)・・・横高山(11:24)・・・水井山(11:56)・・・仰木峠(12:47)・・・戸寺バス停(13:59)

コース

総距離: 約10.8km

累積標高差: 上り約1,050m; 下り約953m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

明けない梅雨はない・・・
蒸し暑くて鬱陶しい梅雨時期はあまり山歩きしたくないものだが、間近となった夏山山行の予行で比叡山へ。
きょうは一度も通ったことのないケーブル八瀬(やせ)駅からのルートで。
観光客が不用意に入り込まないよう、現地には登山道を示す看板等はなく、わずかにヤマビル注意の張り紙を見た。
ケープル駅左手の車道を進むと中学校のグランドに突き当たる。
フェンス沿いに登って行くと鉄製階段が現れる。登山用ではなく、NTT施設のものだった。
登山道は枯れ枝や倒木のため、お世辞にも歩きやすいとは言えないが、石仏があったり、昔はよく利用されていた様子がうかがえる。

「山と高原地図」の西山559mの手前から谷筋へ急降下。すると、滝が見える広場が現れる。休憩によさそうだが、ここはヤマビルの巣窟であった。
ふと足元を見ればスパッツから上へと向って何匹もが這い上がってくる。
ヒル除けの飽和食塩水を100均のスプレーに入れて持ち歩いているのに、肝心な時にはザックの中。
取り出す暇もなく、爪ではじき落としながら足早に進む。
道幅5mはある今はすっかり廃れた林道を歩く間中、10匹くらいは対処した。
元スキーコースのような所を通り、ようやく延暦寺駐車場で荷を下ろす。膝から下を点検して被害はなくほっとしたのだが・・・(後に続く)

東海自然歩道は延暦寺境内には入らず、う回路があり、ドライヴウェイのトンネルを抜けると登山道に戻る。
稜線は風も気持ちよく、京都市街の眺望がある玉体杉のベンチで昼食休憩とする。
ふと見るとベンチに何やらひょこひょこ動くものが・・・ヤツだ。
こんな風通しのよい場所に住んでいるはずはなく、どう考えても自分に引っ付いてきたのだろう。
山ではできるだけ殺生をしないようにしているのだが、申し訳ないと思いつつ踏みつけた。
　
仰木峠から大原方面への下山路は、以前は野村別れへ降りるのがメインルートだったが、現在は戸寺へ降りるボーイスカウト道がメインとなっている。国道に出るとすぐ左手が京都駅行きバス停だ。野村別れにはコンビニがあるが、ここは何もなく、途中の民家にあった自販機に救われた。