行程・コース
天候
初日:吹雪 2日目:晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
前日に徳島から富山に車にて移動し前泊(ホテル)。
立山駅にて8時頃から11時頃まで約3時間待ち。立山駅から美女平までケーブルカー。美女平では待ち時間なし。美女平から高原バスにて室堂ターミナルへ。
この登山記録の行程
【1日目】5/2
室堂ターミナル(12:43)・・・ミクリガ池・・・エンマ台・・・雷鳥沢ヒュッテ(13:23)
雷鳥沢ヒュッテ泊
【2日目】5/3
雷鳥沢ヒュッテ(06:06)・・・新室堂乗越・・・室堂乗越(07:39)[休憩 10分]・・・カガミ谷乗越・・・奥大日岳(10:04)[休憩 10分]・・・カガミ谷乗越・・・室堂乗越(11:42)[休憩 5分]・・・雷鳥沢ヒュッテ(12:21)[休憩 50分]・・・エンマ台・・・ミクリガ池・・・室堂ターミナル(14:04)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2019年5月に別山へ登って以来、3年ぶりの立山でした。別山からの下山時に観た奥大日岳に魅せられ、翌年には登ろうと楽しみにしていました。ところが、コロナ禍で2年間の足止めを余儀なくされ、立山どころか!四国を出ることさえ叶わず、我慢をし、満を持しての奥大日岳です。
先ずは、富山県警察山岳警備隊Twitter情報から。
《富山県警察山岳警備隊》
【5月2日(月)8:00現在の気象状況】
室堂:晴れ 気温-4℃ 視界:2700m以下良好
新雪:15㎝ 積雪:610㎝
『室堂平では、凍った雪面の上に15㎝程の新雪が積もっています。稜線でのスリップ・滑落や、吹溜りでの表層雪崩に注意が必要です。また、午後からの天候急変にも警戒してください。』
【5月3日(火)8:00現在の気象状況】
室堂:晴れ 気温-6℃ 視界良好
新雪15㎝ 積雪630㎝
『降雪が2日間続き、沢状の地形や吹溜り斜面では雪崩の危険が高まっています。また管理されたゲレンデと異なり、雪壁や岩の露出、段差など様々なリスクがあるのでスキー滑走の際は周辺観察を徹底して行動して下さい。』
【5月4日(水)8:00現在の気象状況】
室堂:曇り 2℃ 視界良好 新雪0㎝ 積雪620㎝
『昨日は前夜からの新雪に加え好天による気温上昇により、スキー滑降で誘発された雪崩の発生報告が複数件ありました。
自然の中では一つの行動が大きな事故につながる可能性があることを今一度認識し行動してください。』
5月2日
立山駅では、少々肌寒くはあるものの青空が広がり上々の天気。ところが、お昼頃に室堂へ着き、歩き始める頃には予報通り全く視界不良の悪天候へ急変。しかも歩き始めて暫くすると吹雪になり寒いのなんの!。慌てててバラクラバとフリースを追装着。吹雪は未明まで続いいていたようで、テント泊をとの計画を事前に取り止めていて大正解。
5月3日
午前6時。出発する頃には青空高く晴れあがり風もほぼ無し。降り続いた雪で、山も谷も尾根も全て全て白く染まり、絶好のコンディション。ラッキー!!。但し、新雪雪崩には要注意かも!?奥大日岳へ向かう人は朝ゆっくりなのか?先行者は誰一人無く、勿論トレースも無し。幸いに別山乗越へと向かう人が多数あり。其の人達のトレースを辿って雪面を上り、程よい高さまで来たところで短いトラバースを経て、別山乗越から大日連峰へと続く稜線へ。後は、広い雪面を緩々と上下し新室堂乗越~室堂乗越へ。夏道ルートを選択していたら、ラッセルとルート選びでシンドイ思いをしていた事だろう。お陰様で、早朝であったこともあり雪崩の気配も全く無く室堂乗越へ到着。室堂乗越を過ぎた辺りで後続者二人に追い越され(喜んで)、後はただただ雪庇の凄さに唸り、景色の素晴らしさに感動し、二人のトレースを辿って行くばかり。ルート選択もラッセルも無く楽ちん楽ちん。カガミ谷乗越から奥大日岳最高点へは、標高差100m強の急坂。しかも、進行方向右側のカガミ谷に落ちる雪稜は巨大雪庇の巣窟。急雪稜に取りつく前に、最高点辺りから筋状に下るハイマツ帯を如何に?何処で?乗越すかを慎重に見極める。結果、下段のハイマツ帯は左に迂回し、その後ハイマツ帯の間を上り、上段のハイマツ帯を中間点辺りで左雪面に乗越す事にし出発。先行者の一人は既にハイマツ帯の右側を選んで上がって行った模様。称名川に落ちる急斜面、露出するもの無ない白銀の大雪面。転倒すれば称名川まで真っ逆さま。カガミ谷乗越までは、ストックで充分だが、此処はピッケル必須。前詰めの長い10本爪以上のアイゼンも。未だ午前10時と朝の内につき、雪面は緩んではいないが、午後気温が上がり緩んでくると要注意だろう!!最高点辺りまで上がると其処はもう安全地帯。腰をおろして休憩する人多数。みんな緊張していたのでしょう!?一様にほっとした様子で腰を下ろしています。後は緩々と奥大日岳山頂へ。途中すれ違った第一先行者は足早に下山して行きました。「頂上へは行かずに、5,6m手前で引き返してきた。何故か不安で頂上へ立つ勇気が無くて・・・。」とその彼が言っていましたが、その通り頂上付近には踏み跡無し。私達も恐る恐る足元を!周囲を!丁寧に観察しながら頂上と思われる(すっぽり雪に埋まって標識も標柱も確認できず。)個所に立ち、思い思いに記念撮影。行動食(非常食)しか持ってなかった故と最高点からの急峻雪面の緩みを危惧し、早々に下山開始。やっぱり思っていた通り、結構緩んでいます。数十歩に一回は、谷川の右足を滑らしヒヤリとする事数回。一度は1m程滑り落ち、どうにかアイゼンの前爪で滑落停止。クワバラくわばら。カガミ谷乗越まで下ってホッと一息。後は雪庇や雪稜や雄大な立山連峰や強面の剱岳の雄姿に感動し雪山歩きを存分に堪能。特に、室堂乗越からの帰路は緩斜面の広~い雪原を縦横無尽に下山。予定通り12時20分過ぎに雷鳥沢ヒュッテに無事到着。先ずはコーヒーとパンで胃袋を満たし しあわせ~!!。
追伸
上記5月4日の富山県警山岳警備隊のTwitterで紹介されていますが・・・。
ヤッパリ、奥大日岳最高点からカガミ谷乗越への下りで雪崩があり、怪我人発生の事故があったそうです。どうも私達の通過後、数時間後の事故のようです。事故の顛末は当事者たちの動画で紹介されています。
YouTube 髭男爵®︎【奥大日岳で雪崩に遭う HD 1080p】https://youtu.be/WY6R1-1nI1w
フォトギャラリー:47枚
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5月2日 08:19
立山駅ケーブルカー乗り場。晴れてはいるのですが、少し肌寒い。切符売り場が意外と空いているので、『これは速く乗れるな!』とほほ笑んでいたものの、ほゞ3時間待ちとの案内???。待ってる間に分かりました。後から続々とやって来る観光バスの一団。皆さん予約済との事でした。
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13:13
室堂ターミナル到着後、登山計画書を提出し、登山注意を聞き、腹ごしらえを済ませ、雷鳥沢ヒュッテに向け出発。身支度を整え、アイゼンを装着し、歩き出したものの、ドンドン寒くなり風も強くなる一方。歩いていても一向に暖まらず、堪らず途中でフリースとバラクラバを追装着。
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5月3日 05:58
奥大日岳が朝陽にか輝いています。
が、寒いです。因みに、富山県警山岳警備隊のTwitterによると、この日の朝8時室堂の気温は-6℃。
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06:08
奥大日岳に背を向け、先ずは雷鳥沢キャンプ場方面へと降ります。
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06:27
雪に埋もれた雷鳥沢を渡る。新室堂乗越へとトラバース気味に上る夏道ルートを回避し、別山乗越へと至る雪面ルートを選択。このルート、先行者により付けられたトレースがしっかりとあり楽。前日から今朝未明まで降り続いた雪が約30cm。新たな雪崩の危険がある事と、ラッセルを強いられる事を想って(私達の前に奥大日岳方面へ向かう人無く)のルート選択。
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07:17
短いトラバースを終え、別山乗越から大日連峰へと続く稜線に出ました。暫くは広い雪稜を新室堂乗越へと下って行きます。
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07:17
新雪が深い処は脛迄埋まり少々難儀。でも、風が強く当たり雪面が程よく締まっている処は快適そのもの。新雪を踏みしめる音も心地よい。
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07:17
右手前方に奥大日岳が!。正確には奥大日岳最高点が!!。
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07:28
新雪を踏みしめる音を楽しみながら一歩一歩奥大日岳に近づいて行きます。
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07:33
奥大日岳が近くなりました。より一層高さが!険しさが!増してき、ちょっと怯むほどの迫力です。カガミ谷へと落ちる壁に張り付いた新雪が白く眩しく輝いて、素晴らしい!!
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07:41
もう直ぐ室堂乗越。振り返り、歩いてきた雪稜を眺めます。青空の下、剣御前から立山連峰(富士ノ折立)へと続く稜線が白く輝いてます。
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07:45
室堂乗越。剱岳がカッコ良い!!剣御前西壁の迫力も凄い!!
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07:47
室堂乗越から観る大展望。眼下に広がるのは雷鳥平と雷鳥沢キャンプ場。そして、一ノ越を隠すようにモクモクと上がる地獄谷からの湯煙。背後には真砂岳~富士ノ折立・大汝山・雄山~浄土山へと連なる白き山々。
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07:55
室堂乗越からの展望を楽しみ、行動食を口にし、喉の渇きを潤し、再び奥大日岳へと歩を進めます。雪面がキラキラと輝き!奇麗!!
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08:20
後続者の二人が追い抜いて行ってくれました。有難いです。此処からはトレースを辿って行けます。そして、幾分かラッセルの苦労からも解放されます。次の経由地はあの白いピークの向こう”カガミ谷乗越”。
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08:46
もう直ぐ”カガミ谷乗越”。その向こうには最後の急登が待っています。標高差100m強。あの雪稜を上りきれば”奥大日岳最高点(2611m)”。稜線の右側、カガミ谷に落ちる雪稜には雪庇が大きく張り出しています。そして、此処から見るには最高点まで続いているようです。ルートは黒く見えるハイマツ帯の左側(称名川に落ちる雪面)を取ります。さて、どの地点でハイマツ帯を乗越すかな!?!?。
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08:46
カガミ谷乗越。此処から観る剱岳も素晴らしい!!
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09:25
ハイマツ帯を乗越し、稜線から大きく離れ、称名川へと落ちる雪面を巻いて上っています。幾組かの後続者が追い越してゆきました。先行者が増えるほど楽です。
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09:32
最高点が近づいて来ました。トラバース気味に上がって来ましたが、この辺りが最も急な斜面です。此処で転倒すると称名川まで止まりそうにありません!!上部にも踏み跡が見えますが、これは先頭者が付けたトレース。私達を含む後続者よりは随分と上でハイマツ帯を乗越したようです。背後は室堂平と浄土山。
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09:47
奥大日岳最高点付近に到着。後方に広がるのは、室堂平から浄土山。地獄谷の湯けむりも見えてます。
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09:47
ヤレヤレです。無事に辿り着きました。最高点は写真の左上方ですが、雪庇が怖くて近づけません。室堂ターミナルの入山安全相談窓口でも「絶対に最高点へは近づかないように!!」との指示。後に先にと上がってきた仲間(偶々今日一緒に上がってきた人達)と暫し歓談・休憩。
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09:47
共に奥大日岳山頂へ。前方に白く丸く見えるのが山頂の様です。
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10:05
奥大日岳山頂。眺める景色は剱岳。残念!ちょっとガスって来ました。
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10:06
でも、大丈夫。きっちり顔を見せてくれました。この時期(GW)奥大日岳から観る剱岳が白く輝いているのは珍しいのでは!?雑誌等では『弥陀ヶ原や薬師岳の真っ白な風景と、急峻な故に早々に雪のまといを解いて、黒々とそびえる剱岳の対比に目を奪われる。』と紹介されることが多いのだが?!昨日・昨夜降り続いた新雪の贈り物でしょう。何ともラッキーです。
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10:07
最高点へと延びる雪稜に張り出した雪庇。
初めてみました。これほどの大迫力は!!
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10:09
帰路、少し下った処から振り返り観る奥大日岳山頂。皆さん、名残惜しそうに帰る気配はまだまだ無さそう。中にはお弁当を食べる人も。『残念!!持ってきたらよかった。行動食だけじゃなく。』
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10:09
奥大日岳山からの大日岳方へと延びる雪稜。雪庇が鋭い。稜線も鋭い。とてもではないが、私達の力量では歩めそうにありません。今のところ踏み跡も零。
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10:09
奥大日岳山頂付近から観る大日岳。少し雲がかかってますが、真っ白に輝いています。
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10:11
奥大日岳よさようなら。帰ります。帰路目指す方向遥かには、地獄谷の湯けむり・室堂平、そして高くそびえる立山連峰。浄土山が可愛い(写真中央のこんもりとした山)。
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10:11
眼下に見下ろす称名川。その上に大きく広がるのは、室堂平~弥陀ヶ原の台地。その中を黒く蛇行するのは美女平から室堂ターミナルへと走る黒部立山アルペンルート。遥か向こうには薬師岳(写真右上隅の一段と白い山)。
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10:23
稜線を右に(称名川側)に大きく迂回し、上ってきたトレースを辿って下山中。
それにしても、この雪庇の迫力は凄い!!
後方は、左から、剣御前~真砂岳~富士ノ折立・大汝山・雄山。
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10:27
もう直ぐ奥大日岳最高点を通過。此処を過ぎると急斜面の下りが待ってます。向うに聳えのは立山連峰。そのずっと手前、急雪面の中には、ルートを外れた人や列をなした人やら、スキーを担いだ一団が見えます。此方に向って上がって来ているようです。
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10:56
奥大日岳最高点からカガミ谷乗越への下り。下山方向右側(写真左側)称名川へ落ちる雪面はかなりの傾斜です。早くも緩み始めているのでしょうか?谷川雪面に踏み込んだ右足が時折グズ・グシャとトレースを踏み抜き緊張を強いられます。慎重に慎重に一歩一歩です。
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10:59
往路、カガミ谷乗越から見上げたハイマツ帯まで下りてきました。ガイド登山グループでしょうか?社会人山岳会でしょうか?見事にオーソドックスな体系で登る一団に出逢いました。サブリーダーと思われる人が先頭に、2番手には先頭とザイルで結ばれた人(一番非力と思われる)が、そして後続者が。最後尾は、リーダーでしょう。大きな声で指示を出していました。各人も、頭にはヘルメット、山手側の手にはリーシュで結ばれたピッケルを、しかも全員ピックを上り方向に向けて。
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11:06
下山する人、頂上へ向かう人。此処を下れば其処はカガミ谷乗越。眼前には立山連峰の大パノラマ。
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11:15
カガミ谷乗越から観る剱岳。何時までも何時までも名残が尽きません。
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11:18
室堂乗越へと帰ります。前を行くのは、共に新雪の奥大日岳頂上を踏んだ人達。後になり先になり下山しています。前方に見えるは浄土山。実は、下山後、今日、室堂からあの山に登る予定でしたが、この時点できっぱりと諦めます。
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11:18
心地好い歩きが続きます。帰りは楽ちん!!前方は、真砂岳~富士ノ折立・大汝山・雄山。
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11:29
あの先の小ピークを越え、緩やかな雪面を下れば室堂乗越。ほんと!気持ちいいです。左前方は別山乗越へと続く尾根と剣御前。
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11:45
未練たっぷり!!此処は室堂乗越。
![](/new_images/cl_record/244735/35_m.jpg?0044)
12:04
未練を断ち切り、一路雷鳥沢へと急ぎます。これぞ雪山の醍醐味(?)縦横無尽に好きなルートを下ります。緩傾斜ならではの雪面歩きを堪能。
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12:13
ヤレヤレ、やっと帰って来ました。それにしても、この坂シンドイ。お腹空いた!!
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13:21
雷鳥澤ヒュッテで、何を置いても取り敢えずコーヒー&パンで腹起し。一息ついたら、アイゼンを外し、スパッツを外し、アウターを脱ぎ捨て、身軽な格好に。預けてあった荷物も引き取り、合せて適当にギュウギュウとパッキングし、室堂ターミナルへ。雷鳥沢よさようなら!
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13:31
みくりが池を通過中。くたびれた足どりです。
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13:45
富山県警山岳警備隊の雪上車に遭遇。途中、雷鳥荘を過ぎた辺りで介抱されていた人がいたが???その救助に向うのでしょうか!?
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14:04
室堂ターミナル帰着。疲れました。浄土山行きは無理です。おとなしくバスとケーブルカーを乗り継いで帰ります。お疲れ様でした。
![](/new_images/cl_record/244735/11_m.jpg?0044)
富山県警山岳警備隊Twitter依り
【5月4日(水)8:00現在の気象状況】
室堂:曇り 2℃ 視界良好 新雪0㎝ 積雪620㎝
『昨日(私達が奥大日岳へ登った5月3日)は前夜からの新雪に加え好天による気温上昇により、スキー滑降で誘発された雪崩の発生報告が複数件ありました。
自然の中では一つの行動が大きな事故につながる可能性があることを今一度認識し行動してください。』
私達が下山時通過した後、数時間後の事と思われます。写真№33の辺り。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ライター | カップ |
アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン |
ピッケル | ビーコン | ゴーグル | カラビナ | 安全環付きカラビナ | スリング |
【その他】 エマージェンシーシート、インナーシーツ、枕カバー、襟カバー、アルコール消毒液(スプレー)、除菌シート、マスク |