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カタサメ沢右岸尾根からの鷹ノ巣山

カタサメ沢右岸尾根、榧ノ木尾根、鷹ノ巣山、水根沢林道( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)奥多摩駅7:56発峰谷行バス。
復)奥多摩湖バス停

この登山記録の行程

峰谷バス停(8:33到着/8:45出発)-三沢浅間尾根登山口(9:07)-奥入沢入渓口カーブ(9:27/9:42)-カタサメの滝(9:50)-右岸尾根取り付き(10:00)-小休止(11:18/11:30)-榧ノ木尾根登山道合流(12:12)-石尾根(12:24)-鷹ノ巣山山頂(12:50/13:18)-水根沢分岐(13:48)-水根沢林道車道末端(15:28)-奥多摩湖バス停(16:00)

コース

総距離
約12.7km
累積標高差
上り約1,444m
下り約1,503m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

峰谷に注ぐ入奥沢の支流、カタサメ沢の右岸尾根を辿って榧ノ木尾根に上り、鷹ノ巣山をピストンして水根沢林道を下りました。尾根の紅葉は未だ未だですが、石尾根のナナカマドの赤い実が印象的でした。

≫峰谷の空白地帯を歩きたいと、以前からポケットに入れていたコースで、ルートは愛読の松浦本の「新バリエーションハイキング」を参考にしました。

入奥沢は昔からの人の手が入っていて秘境感はありませんが、カタサメ沢右岸尾根は踏み跡らしい踏み跡もなく、緩急の変化に富んだ魅力的な尾根でした。

尾根の上部交差する入奥沢中腹道の状況確認も目的でしたが、道型は殆ど失われていて踏み入るのは躊躇してしまいます。

榧ノ木尾根から鷹ノ巣山までピストンしましたが、残念ながら、二日前に初冠雪が観測された富士山の山頂は雲で隠れていました。

下りに使った水根沢林道の下流部は急峻な谷間の山腹道が続きます。
車道界から再び谷道に入った谷底から「すみませーん」と声がするので見てみると、3~40m下の急斜面に滑落した遭難者が居ました。
既に自分で救助隊に連絡したらしく、暫くすると先行のパトカーが一台到着しましたので、遭難者の位置を伝えて、後は救助隊に託しました。

こんな場所でも、ちょっとした不注意で遭難騒ぎになりますので、改めて気を引き締めた次第です。

本日の総歩数30,290歩、歩行距離20.4km、消費カロリー1,243kcal、脂肪燃焼量88g也。

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フォトギャラリー:57枚

峰谷バス停。OPT(奥多摩ピカピカトイレット)のお陰で、こんな場所でもきれいなシャワートイレが使えることに感謝です。

3月のJRダイヤ改定で、朝の峰谷行きバスに乗れる様になってから、このエリアのルートの選択肢がグッと増えたのも嬉しいことです。

沿道の花を楽しみながら、、、

秋明菊

ワサビ田

ミゾソバか?

雨降り滝

アキチョウジ

ハキダメギク

三沢の浅間尾根登山道分岐

そのまま林道を進みます。

民家や、マスの養殖場などを通過して、、、

最初の急カーブのコーナーが入奥沢に入ります。

渓には、程よく人の手が入っています。

シロヨメナ

カタサメの滝(10m)

滝の右斜面を登ります。

滝の上部には石積みの砂防堤があり、右岸に渡って尾根に取り付きます。

カタサメ沢右岸尾根に取り付きました。

最初の100m程は、露岩の急傾斜が続きます。

傾斜が落ち着いて、ツガの大木が目立つ尾根筋に変わります。

5本のツガの大木

此方は、根元の地盤が崩れて奇妙な形で踏ん張っています。

倒木のキノコ

ツガが消えて、美しい広葉樹林の尾根になります。

ブナの大木の下で小休止。

入奥沢中腹道、と思われる道型が微かに残っています。

笹が生えてきました。

トリカブト

落葉松の地帯で、榧ノ木尾根の一般道に合流しました。

水根山直下の分岐

石尾根に上がります。

日蔭名栗

大菩薩嶺

ナナカマド

フジアザミ

上って来た尾根を振り返ります。

鷹ノ巣山山頂。富士山は雲の中。

大岳山、御前山を下に見ながら、石尾根を戻ります。

リンドウ

トリカブト

水根林道へ、、、

カエンダケ×
→ベニナギナタタケ○

ホコリダケ

水根沢

ダイモンジソウ♪、、、と思いきや、ジンジソウのようです。

下流部は急傾斜に切られた谷間の水平道が続きます

アキノキリンソウ

車道界に出ました。

車道界から、更に谷道に入ります。
(この直後に滑落した遭難者と遭遇しました)

谷に下りると、廃民家や陶芸店などがあります。

ヤクシソウ

青梅街道に出て、水根バス停を通り越して、奥多摩湖バス停へ~。

奥多摩町のキャラクター「わさぴー」
顔を洗い、さっぱりとしてバスに乗り込みました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

みんなのコメント

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  • また 随分マイナーなところを歩かれたんですね。
    水根沢林道は 細いから 落ちる人居るんですよね~
    今は通行止めだけど 唐松谷林道も。
    里帰りは ハンギョウ尾根を 歩きたいなと~
    そこまでの経路をどうするか まだまだ悩み中

  • ガバオさん。こんにちは。

    カタサメ沢右岸尾根、榧ノ木尾根の枝尾根でこんな尾根も有るのですね。
    取り付きは厄介そうですが広葉樹の森で楽しそうですので参考にさせて頂きますね。

    おつかれさまでした。

  • いっきさん、こんにちは。
    峰谷行きのバスに間に合うようになったので、このエリアも歩けるようになりました。
    紅葉を待てずに歩いて来ましたが、今年はやはり遅い様です。

    今年はハンギョウ尾根ですか。
    私もいくつか考えておりますが、今年もやはりタワ尾根を歩きたいと思っています。

  • てんてんさん、こんにちは。

    このエリア、次回はノボリ尾根も歩いてみたいと思い偵察を兼ねて行ってきました。
    榧ノ木尾根の一帯は広葉樹林が多いのでまだまだ楽しみが見付けられそうです。
    てんてさんも是非どうぞ!

登った山

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山

1,737m

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