• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

のんびりと秋の三条の湯へ

三条の湯( 関東)

パーティ: 2人 (ジュンパク さん 、ほか1名 )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

1日目 曇り時々晴れ
2日目 快晴

利用した登山口

お祭  

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥多摩駅から今回は終点の西鴨沢バス停へ
本数が少ないので、注意

この登山記録の行程

【1日目】
スタート地点(09:45)・・・お祭(10:06)・・・塩沢橋(12:01)・・・後山林道終点(13:18)[休憩 2分]・・・三条ノ湯(14:02)

【2日目】
三条ノ湯(06:18)・・・後山林道終点(06:42)[休憩 3分]・・・塩沢橋(07:53)・・・お祭(09:15)・・・ポイント(09:30)


〈メモ〉
【1日目】
奥多摩駅 8:55--(西東京バス)--9:34 鴨沢西バス停 9:45--(車道21分)--10:06 お祭バス停(H560m)10:06--(3分)--10:09 後山林道入口 10:09--(21分)--10:30 杉奈久保橋先崩落地 10:30--(21分)--10:51 片倉橋?(ゲート)10:57--(17分)--11:14 新片倉橋 11:30--(12分)--11:42 釜の沢橋(ワサビ田)11:42--(19分)--12:01 塩沢橋 12:01--(55分)--12:56 作業小屋?入口 12:56--(22分)--13:18 後山林道終点 13:20--(42分)--14:02 三条の湯(H1,090m)

【2日目】
三条の湯 6:18--(24分)--6:42 林道終点 6:45--(68分)--7:53 塩沢橋 7:53--(14分)--8:07 釜の沢橋(ワサビ田)8:07--(19分)--8:26 片倉橋?(ゲート)8:30--(13分)--8:43 杉奈久保橋手前崩落地 8:43--(17分)--9:00 後山林道入口 9:12--(18分)--9:30 鴨沢西バス停 9:44--(西東京バス)--10:23 奥多摩駅

コース

総距離
約21.5km
累積標高差
上り約1,696m
下り約1,694m
コースタイム
標準6時間44
自己7時間24
倍率1.10

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

秘湯、三条の湯に泊まりに出かける。紅葉の頃に泊まろうと1か月以上前に「たばやま予約サイトとっとこ」を確認し、空いていたのがこの日というわけ。結果的に、長い林道歩きも遅めの紅葉のお陰で十分楽しめ、いい旅とすることができた。

【1日目】
平日の丹波山方面のバスはかなり少ない。というわけで、後山林道入口最寄りのバス停はお祭バス停なのだが、自宅からの乗り継ぎの関係で、2つ手前の西鴨沢行きバスで往復することに。
奥多摩駅でトイレに寄ったりしていたら、立ち席となる。それでも、小河内ダム手前で全員座れるようになる。
東京都から山梨県に入り、終点の西鴨沢バス停に降りたのは3人。ここには、転回広場に簡易なベンチが一つあるだけ。最寄りのお祭バス停に民宿の建物はあるが、営業はしていないようだ。

国道411号線のお祭バス停先から後山林道に入る。国道沿いでも紅葉は少しは楽しめるが、その後の林道歩きは一層楽しむことができる。残念なのは、時々青空が見える程度の天気だということ。
林道を緩やかに登っていく。林道入口から20分ほどの所にある杉奈久保橋を渡って歩いて行くと、その先で大崩落地を見上げる。林道際には巨大土嚢が積み上げられ、その上にも土砂が流れている。
更に20分ほど行くと、名もなき橋の先に車止めゲートがある。ゲート手前には車が2台駐車している(更に手前のすれ違い場所には3台。)。この橋が片倉橋だろうか。

ゲートの脇を通り、しばらく先にある巨大な堰堤下の新片倉橋で昼食とする。
黒滝橋で沢が左手から右手に移り、その先の釜の沢橋から流れを見上げれば、ワサビ田ができている。誰が管理しているのだろうか。
その先のゴツゴツした岩の面には、イワタバコの葉が沢山見られる。7月末くらいに咲いているというレコがあった。
休憩込み、林道入口から1時間50分で塩沢橋に至る。ここから別の林道が分岐しているが、曲がった先の方まであるのかは不明。

更に行くと、沢の下の方に橋が架かっていて対岸に管理小屋?が見えたかと思うと、その先では山側の斜面にもあったりする。ここは山梨県北都留郡丹波山村とはいえ、東京都の水瓶、多摩川水系のエリアなので、東京都の管理施設であろうか。
林道入口から約3時間10分、ようやく林道終端に至る。その手前には、三条の湯の軽トラが2台停まっている。ここまで来ると、紅葉もそろそろ終盤だ。

ここからは、1m幅程度の道が三条の湯へと続いている。少し下って青岩谷橋を渡り、また緩やかに登っていく。途中には、超小型の運搬車とバックホウが置かれている。
テント場を見下ろし、最後の木橋を渡って九十九折りに登っていけば三条の湯に到着。30分コースを40分も掛けてしまった。

【三条の湯】
斜面地に建つ三条の湯は何棟かの建物で構成されている。一番手前が大部屋棟(下階にも部屋がある?)。お風呂に下る道を挟んで管理棟?。受付、調理場、食堂、相部屋2つがある(下階は住居?)。一番奥がトイレ棟。その間に水場がある。お風呂は、男女の2棟。

今日は、大部屋に7人が泊まるという。大部屋に入ると、三和土にストーブが置かれ、下駄箱にはサンダルが沢山並べられている。広い畳敷きの周り、窓際は板敷きとなっていて、押し入れには沢山の布団。窓の外はバルコニーとなっていて、座卓サイズのテーブルが置かれている。
勝手な場所を今夜の寝床とする。後でストーブの薪に火が点けられたが、直ぐ近くでも何となく暖かい程度なのは何故?。

お風呂は坂を下ったところに離れて2棟ある。今日は男女別。場合によっては1つを交互に使うこともあるようだ。
単純硫黄冷鉱泉で、肌がツルツルする。薪を炊いて加熱している。給湯式なので、冷めたらお湯を足していく。カランは1つ。水源に位置しているので、シャンプー、石けんは使えない。
トイレは、公衆トイレ兼用。東京都が設置したようだ。綺麗に手入れされている。

電気は水力で発電しているという。

朝夕共に5時半からの食事は、ワンプレートに多種のおかずが載っている仕様。ご飯はお代わり自由。ポットのお湯は、個人の水筒にももらえる。
今日は宿泊客が少なかったので、自炊の人も食堂のテーブルでバーナーを使っている。

夜は快晴となり、満天の星空に。その分寒い。部屋も寒~い。

【2日目】
ほとんどの人は、雲取山などへと出かけていったが、軟弱な我々は来た道を帰ることに。
平日の西鴨沢からのバスは、始発から4本目の9時44分発の次は13時54分と4時間も空いてしまう。ということで、頑張って9時44分発のバスに乗ることにする。

日が短いこの時期なので、出発の6時過ぎはまだ明るくなってきたばかり。とはいえ、谷筋まで日が差してはこないが、歩行に支障はない。
やはり下りは楽。落ち葉を踏みしめながら下っていく。

青岩谷橋を過ぎて細い道が終わると、後は林道をひたすら歩いて行く。
時間と共に、日差しが山の稜線から次第に斜面へと広がってくる。林道にも日が当たるようになると、昨日にもまして紅葉が映える。

塩沢橋で時間をチェック。若干予定より早く歩けているようだ。
その後も明るい紅葉を楽しみながら片倉橋のゲートへ。小休止後、先へ先へとひたすら林道を歩く。
お陰で、林道入口には20分ほど早く到着できた。西鴨沢のバス停には何もなかったので、時間調整を兼ねてここで休憩とする。

後は、車道を歩き、15分ほど前には西鴨沢バス停に到着。気温も上がったので、羽織っていたものを脱いだりする。
予定通り9時44分発のバス最初の乗客となり、奥多摩駅へと向かう。

空は、まだまだ勿体ないくらいの素晴らしい快晴だ。
せっかくなので、奥多摩駅近くの氷川渓谷を散策してから電車に乗り込む。

続きを読む

フォトギャラリー:58枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる