行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
その他
その他:
村松山虚空蔵堂に向かう駐車場(R245沿いの公衆トイレ脇)に車を停めて、村松山虚空蔵堂とは反対側にR245を渡ると、田んぼの先に山というよりは林が見える。
今回は、駐車場は利用せず、ひたちなか市内からジョギングして向かった。
この登山記録の行程
ひたちなか市内(08:24)・・・登山口(09:25)・・・天神山(09:26)・・・<縦走?>・・・登山口(09:51)・・・ひたちなか市内(11:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
諸事情があって山へ行けなかったので、トレーニングを兼ねてジョキングをすることにした。折角なので、隣町まで足を延ばして久しぶりに天神山へ行ってみることにした。
天神山は、低山王国の茨城の中でも最も低い山とされており、その標高は僅か17.4m。そこまで低いと「山の定義って?」という疑問が出てくるが、ちゃんと三角点も存在する立派な山だ。
前回登った時は、登山口から登頂まであっという間の1分とその魅力?を表現したが、今回は、ジョキングとセットにすることで、GPSログを用いて平地の高低差に隠れてしまう程の可愛い標高を表現してみようと思った。
梅雨空のじめっとした空気の中、ジョキングシューズを履き、いざ出発。
走り出してはみたものの、ジョキングという軽快な単語とは程遠く、「重い身体をなんとか前に進める」という作業を繰り返しながら、それでもなんとか歩みは止めずボテボテと走りながら村松山虚空蔵堂近くの駐車場までやって来た。
国道沿いから見下ろすと、小さな山が幾つか田園の中に見えた。いずれも山というよりは丘に近いレベル。どれが天神山だったのか忘れてしまったので、一番高そうな山へ行ってみたが、正解はその隣の山だった。近づくと昔の記憶が徐々に蘇り、昔登った登山口を発見した。
メインの登山口は2箇所。と言っても10mも離れていないため、コース選定で悩む必要もないが、とりあえず、急な方から登ってみることにした。
最初に紹介した通り登頂までの標準タイムは1分。湿った粘土質の土で滑りそうだったが、ジョギングシューズでも登り切ることが出来き、山頂にあった「県下一低い山」という看板を記念に写真に収めた。自虐的ではあるが、これはこれで観光資源なると思うが、PRが下手なのかあまり知られていないのが残念だった。
直ぐに降ろうかとも思ったが、頂の奥に縦走が出来そうな道を見つけたので、そのまま進んでみることにした。これが間違いの元だった。調子が良かったのは最初のうちだけで、すぐに荒れた道となり、背丈ほどに育った草が生い茂っていて、歩くたびに雨露で身体中がびしょ濡れになってしまった。しかも、歩くたびに蜘蛛の巣が顔にかかり不快極まりなかった。
低山となめ切っていたが、意外に縦走路が長くて、抜け出る頃には靴もぐしょぐしょになって泣きそうだった。どんなに低い山でもアマである以上、なめてはいけないという教訓だった。笑