行程・コース
この登山記録の行程
大菩薩峠登山口(10:04)・・・丸川峠入口(10:23)・・・千石茶屋(10:34)[休憩 7分]・・・上日川峠(11:57)[休憩 13分]・・・福ちゃん荘(12:32)[休憩 3分]・・・大菩薩嶺(13:37)[休憩 17分]・・・丸川峠(14:54)[休憩 6分]・・・丸川峠入口(16:11)[休憩 1分]・・・大菩薩峠登山口(16:28)
【メモ】
大菩薩峠登山口 10:04--(19分)--10:23 丸川峠入口 10:23--(11分)--10:34 千石茶屋 10:41--(38分)--11:19 ベンチ 11:24--(11分)--11:35 車道 11:35――(22分)――11:57 上日川峠 12:10――(22分)――12:32 福ちゃん荘 12:35――(56分)――13:31 雷岩 13:47――(6分)――13:53 大菩薩嶺 13:54--(60分)--14:54 丸川峠 15:00--(57分)--15:57 林道終端 15:57――(14分)――16:11 丸川峠入口 16:12--(16分)--16:28 大菩薩峠登山口
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
各地で酷暑となるこの日、汗をかきに大菩薩嶺に登る。この地は、さすがに酷暑というほどではなかったが、予想通りの大汗と虫に悩まされる山行となった。行程も遅れ気味ではあったが、何とかバスに間に合ってホッとする。
塩山駅に降り立つと、以外と涼しい。天気予報も晴れの筈が、薄雲が広がっている。大菩薩登山口行きのバスに乗っているのは、他に地元客1人。どこまで行っても300円の市民料金。ノロノロと登っていく沿道のモモ販売所が気に掛かる。
大菩薩に来るのは2年ぶり。バス停前の茶店が建て替わっていた。早くも遅れ気味の出発。
暫く車道を歩いて丸川峠入口へ。3台が停まっている。その先からショートカット道を進み、千石茶屋へ。その手前には、仮設トイレが置かれ、大きく「トイレ」と書かれている。平日なので、茶屋は営業していない。
林道先から山道に入る。先ずは、急登から。その後は、大きくえぐられた砂地の道を登っていく。時折大きな石がゴロゴロしていたり、土手上の方の道を進んだりする。途中の1カ所以外、樹木で視界は効かない。風もなく、汗が噴き出る。時折、虫もまとわりつく。
ベンチが一つ置かれているところで一息。汗を拭う。かつての第二展望台だが、相変わらず視界は無い。
ベンチから10分ほどで車道に飛び出す。右手にカーブしていくと、視界が開ける。また、山道に入る。
しばらくの登りの後、長い平坦部歩きを経て上日川峠に出る。ロッジ長兵衛は営業中。多くの車が停まっている。土日や一部平日はここまでマイクロバスが上がってくるので、多くの人にとっては、ここが起点となるところだ。
出発が遅かったこともあり、既に12時となっている。上日川峠の標高は、1,584m。福ちゃん荘へと歩いて行くと、吹き上がってくる風が涼しくて気持ちが良い。問題は、既にバテ気味なこと。
福ちゃん荘で一息入れると、最後の登りはカラマツ尾根。唐松の緑がきれいだ。急登後の平坦部ごとに一息。やがて視界が開け、背後に富士山が見えてくる。相変わらず雲は広がってはいるが、高層の雲なので、富士山はしっかり見えている。その富士山を励みに、頑張って急登していく。
ヨレヨレで雷岩に到着。2年前より17分も遅れている。これではバス待ち時間ゼロ?。下りを頑張らねば。近くで鹿が草を食んでいる。
休憩後、標高2,057mの大菩薩嶺へ。ここからは、大菩薩峠方面に引き返す4人組を最後に、誰にも合うことのない単独行となる。
時間を気にしつつも、慎重に下っていく。初めの方と最後は別にして、細いながらも割と歩きやすい緩やかな道が続く。1カ所だけ、登山道崩落で迂回していく場所がある。
そして、草原の丸川峠へ。丸川荘も平日の今日は営業していないようだ。斜面の一角に電気柵で囲われた場所があり、ここだけ背の高い草が茂っている。ヤナギランのようだ。斜面の高い方に鹿を見かける。広い草原として、ぱっと見きれいなのだが、囲いの中以外は一定の高さ以上に草は伸びないのだろう。
さて、ここからの道は急だし、足下も悪いので気をつけながら下っていく。特に段などを設けた様子は無く、自然と踏み固められた道になっている。だから、少し広いところは、道が幾筋もできている。疲れた体にはなかなかきつい。何時終わるのやらといった感じだ。標高も下がって汗も噴き出す。
丸川峠からほぼ1時間、大菩薩嶺から1,000m位を何とか林道終端まで下りきると、ホッと一息。とはいえ、林道も荒れており、小さな徒渉があったり氾濫した石がゴロゴロしていたりコンクリート舗装が波打っていたりするので、気をつけて歩く。
最後に少し登っていけば、丸川峠入口に出る。さすがに停まっている車は無い。後は、バス停まで車道歩きだ。何とかバスに間に合いそうでホッとする。