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富士登山とお鉢巡り(クラブツーリズム)

富士山( 関東)

パーティ: 1人 (あおまさ さん )

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行程・コース

天候

【1日目】曇り/【2日目】雨・強風/【3日目】小雨から曇り

利用した登山口

富士スバルライン五合目  

登山口へのアクセス

その他: ツアーバス

この登山記録の行程

【1日目】
富士スバルライン五合目(13:40)・・・六合目(14:45)[休憩 10分]・・・七合目(17:10)【鎌岩館泊】

【2日目】
七合目(05:20)・・・八合目(06:50)[休憩 45分]・・・本八合目(09:10)[休憩 10分]・・・九合目(10:50)[休憩 10分]・・・須走口・吉田口頂上(11:40)[休憩 90分]・・・本八合目(14:20)・・・八合目(下山道分岐)(14:40)・・・八合目(15:20)【太子館泊】

【3日目】
八合目(04:40)・・・七合目(05:15)[休憩 15分]・・・六合目(06:40)[休憩 10分]・・・富士スバルライン五合目(07:35)

コース

総距離
約12.6km
累積標高差
上り約1,582m
下り約1,582m
コースタイム
標準24時間
自己26時間35
倍率1.11

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

お鉢巡りを含む2泊3日のゆっくり富士登山の予定でしたが山頂は雨と強風でお鉢巡りどころか剣が峰にも行けませんでした。
山頂に着いた頃には、低体温症の初期症状と思われる震えを感じていましたが、ダウンを着込み山小屋で1,000円のラーメン(多分袋詰めのサッポロ一番みそラーメン・笑)で暖を取り回復。
あまりの強風と濃霧で落石の危険もあり、ガイドさんの判断で本来の下山道ではなく本八合目までは登山道を下山することに。この判断は富士山を知り尽くしたガイドさんならではと思いました。本八合目からトラバースして本来の下山道に合流し八合目の宿泊小屋へ無事到着。

【1日目】まずまずの天気
多少の岩場はありますが特に問題はありません。只、登山者が多いためか岩の表面がツルっとした感じで滑りやすそうなので慎重に。
【2日目】雨&強風
天気さえよければ富士登山の中では一番面白そうな区間ですが、今回の天気では何とも・・・(^_^;)
【3日目】小雨&場所によっては強風
下山道はブルドーザーの道なのでよほど運が悪くなければ転倒しても大怪我はしないと思いますが、滑りやすいのでご注意を・・・
普段あまりストックを使わない筆者ですが、添乗員さんが1本ストックを貸してくださり使ってみましたが、断然楽でした。恐るべしストックの威力。

今回の富士登山を通して30年程前、登山の知識もなく装備も貧弱な筆者と、当時12歳の息子と勢いで富士宮口から登りましたが、これ以上ないと思われるほどの天候に恵まれ剣が峰へ登頂し無事下山できたことは奇跡だったのだと痛感しました。前回は軽い高山病の症状が出た記憶がありますが、今回は全くその気配はなく、これも今回の富士登山に備え宝永山、馬返し~五合目、御嶽山と準備登山をした結果だと思いたい。年齢と高山病は別物と・・・

※驚いたこと
ニュースで度々取り上げられている軽装での登山ですが、実際に見ると恐ろしいの一言でした。寒さに強い方の筆者が軽い低体温症と感じていた山頂を半袖短パンで過ごす外国人とトレランの人を見て平気なのか? 映像で見るのと生で見るのとでは衝撃度が違いました。また、もっと驚いたのは富士山案内人の腕章を付けたグループの中にも、しっかりとした雨具を身に付けていない登山者がいたことです。登山家の野口健氏が入山規制だけでなく、装備のチェックもしないと救助要請は減らないと言われていましたが、足下の案内人同行のグループでこの状況だと、この先も救助要請は減ることはないと思った次第です。ちなみに我々のガイドさんは出発前に雨具のチェックはしていました。三種の神器のザックと登山靴は外から見えるので見えない雨具だけ入念にチェックしたと思われます。

お鉢巡りが出来なかったことは少し心残りですが、これで富士登山は卒業の予定です。前回は無知の状況での登山、今回は少し知識を得た状況での登山と違いを感じられたので良い山行でした。ここからは9月までに北アルプス、中央アルプス、南アルプスと3000m級へ行く予定なので、今回の山行の経験を活かせればと思います。
ちなみに八ヶ岳やアルプス系の山小屋と富士山の山小屋は全く別物と思った方が良いです。鎌岩館はアルコールOKでしたが太子館はアルコール禁止でした。禁止にしたことで高山病の発症率が減少したそうです。
あとこのサイトの宿命で下山ルートをトレース出来なかったので変なトレースになっています(^_^;)

総勢17人(ツアーメンバー15、ガイド1、添乗員1)

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス
ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
コンパス 腕時計 健康保険証 ホイッスル 医療品 行動食
【その他】 スマホ、ココヘリ発信器

登った山

富士山

富士山

3,776m

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