行程・コース
天候
小雨時々本降り。風は無。雨合羽を着ると大変蒸し暑い。気温はビジターセンター11時30分17℃。15時40分18℃。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅⇒上信越道長野IC⇒栂池高原スキー場チケット売り場。同乗者と荷物下ろす。車は300m先栂池山荘指定無料駐車場。栂池高原駅標高839mからゴンドラに乗車。始発は時期に因り午前6時半、7時、7時半、8時等があるので事前に確認。栂の森駅下車。ロープウェイ栂大門駅へは連絡通路ダートを250m歩く。栂池山荘標高1860mは自然園駅トイレ・売店有から400m舗装された坂道を上がる。手前に栂池ヒュッテ。先のビジターセンターから栂池自然園に入園。
この登山記録の行程
【1日目】
自宅5:30⇒7:50長野道長野IC⇒8:40栂池スキー場ゴンドラ栂池高原駅(車回送・支度・トイレ)9:10発⇒9:30着栂の森駅(雨合羽支度)9:40発・・・250m・・・9:45着ロープウェイ栂大門駅10:00発⇒10:05着自然園駅10:08発・・・400m・・・10:16着栂池山荘(手続き・昼食)11:30・・・11:31ビジターセンター・・・ミズバショウ湿原・・・ワタスゲ湿原・・・楠川(簡易トイレ)・・・13:10着浮島湿原入口・妻は引き返す13:15発・・・14:05展望湿原14:15・・・14:50着浮島湿原出口14:55発・・・楠川(簡易トイレ)・・・ワタスゲ湿原・・・ミズバショウ湿原・・・ビジターセンター・・・15:40着栂池山荘(泊)。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
大好きなキヌガサソウやニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ等の花が3日間も堪能できて、大変満足できました。
栂池自然園は、高山植物の花の宝庫です。4個所湿原があり、ビジターセンターから入ると、ミズバショウ湿原・ワタスゲ湿原、楠川を渡ると、本格的な登山道になります。浮島湿原、一番奥は展望湿原になります。
すぐ近くの栂池山荘に2連泊して、花々を愛でて、撮影しました。小さな、手軽なデジカメですので、接写がぼけてしまうことがありました。
3日間も雨が降り続きましたが、花々や樹々にとっては恵みの雨なんでしょう。植物は、生き生きとしていて、生命力を感じました。
私達は、上下雨合羽を着込み、さらにカメラを濡らさないように、大き目の傘を広げて歩きました。登山靴では、事前に防水スプレーを掛けていても、雨水が浸み込むので、最初から最後まで長靴を履いて歩きました。長靴は、雪道用なので、靴底が滑らないように小さい凹凸がたくさんあって、濡れている木道の坂道でも、全く滑らなかったです。昨年ビブラム底の登山靴で滑った下り坂になっている木道箇所を通過しても長靴は大丈夫でした。雨の日は、長靴が妥当であり、安心して歩けます。スリップや転倒することがなく、ほっとしました。
◎参考にしていただきたいこと
1 大人往復ゴンドラ・ロープウェイ・自然園込3,700円。自然園無は3,380円。
2 WEB前売り券大人3,300円。購入するとスマホにQRコードが届く。チケットセンター自動発券機にQRコードをかざすと乗車券が発券される。
3 グリーンシーズン券は、春夏秋何回も利用できる。大人22,500円。
4 栂池自然園は営業時間8:30~16:40はビジターセンターから入園し有料。受付脇で「栂池自然園ルートガイド(地図・コースタイム・Q&A)」をいただくと良い。他の時間は建物を閉鎖するので、通路から自然園に入り無料。
5 トイレはゴンドラ駅とロープウェイ自然園駅にある。栂池山荘とビジターセンターの間に公衆トイレ有。楠川の先に仮設トイレ有(7月中旬に設置済)。
6 私達は、宿泊先栂池山荘を3月1日予約開始日に申込。7/15ゴンドラ・ロープウェイ付プラン1泊 一人18,370円。7/16スタンダードプラン1泊 一人15,400円。連泊して合計67,540円。車はチケット売り場の300m先右にある指定無料駐車場利用。
7/15夕食 前菜信州サーモン 焼物 岩魚奉書焼き 鍋物 ビーフシチュー 揚げ物 季節の天婦羅 蒸し物 山菜入り肉団子 蕎麦 御飯 味噌汁 デザートでした。みんな美味しかったです。
8 白馬岳大雪渓は、クレバスが多数あるため、通行止めが続いています。ビジターセンター手前にある登山口には、パトロール&レスキュー隊員が立っていました。登山者に対して、大雪渓が通行止めであること、山小屋は完全事前予約制であることを知らせていました。とりあえず8月7日㈬まで通行止めして、今後については、再度8月7日㈬にお知らせするそうです。
フォトギャラリー:77枚
-
栂池山荘にチェックインして、荷物を置き、昼食を済ませて、雨合羽を着て長靴を履く。
これから栂池自然園の花々を見に出掛ける。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/250 f値:3.5
-
直進してすぐにミズバショウ湿原の白馬乗鞍岳側の木道に入る。
モミジカラマツ(紅葉落葉松)とヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/200 f値:3.5
-
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 100 Speed:1/160 f値:5.6
-
モミジカラマツ。
ミズバショウがあっちこっちに群生していて、この時期は葉が大きい。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/640 f値:3.5
-
ヤグルマソウ(矢車草)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/200 f値:3.5
-
オタカラコウ(雄宝香)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/200 f値:4
-
ミズバショウ湿原は、白馬乗鞍岳から雪解け水や雨水が流れ込むので、水が豊富だ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/200 f値:3.5
-
ヒオウギアヤメが多い。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/160 f値:5.6
-
針葉樹にも、新しい葉が出てきている。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/80 f値:3.5
-
モミジカラマツ
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/40 f値:3.5
-
ズームして見る。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/60 f値:3.5
-
クルマユリ。カメラが濡れるので、大きめの傘を広げて撮影。ミズバショウ湿原を出て、分岐付近には、
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/125 f値:3.5
-
オオヒョウタンボク(大瓢箪木)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 320 Speed:1/100 f値:3.5
-
ワタスゲ湿原の南側の木道を歩くとマイヅルソウ(舞鶴草)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/40 f値:4
-
良かった、良かった、咲いていましたよ。キヌガサソウ(衣笠草)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 800 Speed:1/50 f値:4.5
-
花びらも葉も雨に濡れて生き生きとしている。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 200 Speed:1/30 f値:3.5
-
花びらをズームして見る。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/30 f値:3.5
-
場所は、ワタスゲ湿原の南側の木道脇。風穴の前後に数か所も群生している。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/40 f値:3.5
-
ここにも。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/40 f値:3.5
-
モミジカラマツも多い。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/40 f値:3.5
-
花をズームして見る。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/50 f値:3.5
-
ウラジロナナカマド(裏白七竈)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/60 f値:3.5
-
キヌガサソウ(衣笠草)が大変多い。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/30 f値:3.5
-
花びらの縁が色づいている。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 320 Speed:1/30 f値:3.5
-
大きくて、端正な花びらだ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 500 Speed:1/30 f値:3.5
-
また撮影してしまう。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 400 Speed:1/60 f値:4.5
-
ベニバナイチゴ(紅花苺)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 800 Speed:1/125 f値:4
-
風穴を経て、木道が開けてくると、ニッコウキスゲ(日光黄菅)が群生していて嬉しい。ニッコウキスゲは、八ヶ岳飯盛山近くの大盛山以来の対面だ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/125 f値:4
-
花びらをズームしてみる。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/100 f値:5
-
一日花なので、翌日には萎んでしまう。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/80 f値:5
-
モウセンゴケ(毛せん苔)も雨に濡れて生き生きしている。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 400 Speed:1/160 f値:5.6
-
チングルマの果穂だ。
ワタスゲは、雨のため、残念ながら白い玉になっていて、飛んでいない。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 400 Speed:1/125 f値:5.6
-
イワイチョウ(岩銀杏)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 640 Speed:1/200 f値:5.6
-
クロトウヒレン(黒唐飛廉)の蕾。どこかに咲いていないかな。
ワタスゲ湿原を出る。復路は、北側の木道を歩いて戻る。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/50 f値:4.5
-
ミソガワソウ(味噌川草)。楠川の橋桁や河原に咲いている。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
-
大きなカエルだ。腹部が膨らんでいるので、産卵が近づいているのかもしれない。驚かさないように撮影してすぐに離れる。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 800 Speed:1/100 f値:5
-
ヨツバシオガマ(四葉塩釜)は咲き残りのようだ。楠川の橋桁の上。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/125 f値:4
-
楠川を渡ると本格的な登山道になる。左手には仮設トイレ。ありがたい。この先にはトイレ無。
ゴゼンタチバナ(御前橘)が群生している。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 320 Speed:1/30 f値:3.5
-
ズームして見る。生き生きとしている。植物には、恵みの雨なんだろう。上り坂が続くと、平坦になり、
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 1000 Speed:1/60 f値:3.5
-
浮島湿原に到着。文字通り浮島がある。花がとても多い湿原だ。妻は、ここを周回して、栂池山荘へ戻る。私は、反時計回りに展望湿原へ向かう。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/500 f値:3.5
-
ヒオウギアヤメとニッコウキスゲ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/200 f値:4
-
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)とクルマユリ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 100 Speed:1/160 f値:5.6
-
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/250 f値:3.5
-
イワイチョウ(岩銀杏)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 320 Speed:1/250 f値:6.3
-
アカモノ(赤物)。果実が赤く熟し、食べられるのでアカモモ、これがなまってアカモノになったと言われている。イワハゼとも言われる。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 200 Speed:1/100 f値:5
-
ズームして見る。階段木道が延々と続くと、いささかうんざりしてくる。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 250 Speed:1/250 f値:3.5
-
モウセン池が現れる。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/200 f値:3.5
-
ツマトリソウ(褄取草)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 200 Speed:1/80 f値:4
-
マイヅルソウだ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 200 Speed:1/50 f値:4
-
スミレ
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 320 Speed:1/50 f値:4
-
小さな湿原には、ハクサンコザクラ(白山小桜)。雪田は、融けてなくなっていた。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 500 Speed:1/250 f値:6.3
-
木道から遠いので、小さなデジカメでは撮影が難しい。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 800 Speed:1/250 f値:6.3
-
イワカガミ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 500 Speed:1/200 f値:5.6
-
14時5分展望湿原にやっと到着。晴れていると白馬岳や大雪渓が見えて、展望が楽しめる。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/320 f値:3.5
-
咲いている花は見当たらない。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/125 f値:3.5
-
展望台を過ぎて、ヤセ尾根の階段を下ると、斜面には花畑が広がる。
ハクサンオミナエシ(白山女郎花)。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/30 f値:3.5
-
これはミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)。黄色い花がびつしりと付くので、コガネギクとも呼ばれる。アキノキリンソウの高山型。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/40 f値:4
-
クロトウヒレン(黒唐飛簾)が咲いていて嬉しい。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/80 f値:3.5
-
ハクサンオミナエシ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/60 f値:3.5
-
中央はイワオウギ(岩扇)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/100 f値:5
-
グンナイフウロ(郡内風露)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 500 Speed:1/250 f値:6.3
-
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 400 Speed:1/250 f値:6.3
-
こっちもオオバギボウシ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 640 Speed:1/250 f値:6.3
-
これもオオバギボウシ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 400 Speed:1/250 f値:6.4
-
別物かと思うとやはりオオバキボウシ。これから花がたくさん出て来るそうだ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 400 Speed:1/250 f値:6.3
-
グンナイフウロ。
暗い長い木道を下る。滑るかもしれないので、恐る恐ると、全く滑らない。長靴にしてよかった。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 640 Speed:1/250 f値:6.3
-
開けて来た。浮島湿原に入るとエゾシオガマ(蝦夷塩竃)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/80 f値:4.5
-
イブキボウフウ(伊吹防風)。葉は、ニンジンの葉のように細かく切れ込むる
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 160 Speed:1/125 f値:4
-
ニッコウキスゲが群生している。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/60 f値:4
-
ニッコウキスゲ。花と花が重なって見える。
浮島湿原を出て、下って行く。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/80 f値:3.5
-
イワカガミ(岩鏡)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 320 Speed:1/80 f値:4
-
ここにもキヌガサソウ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/40 f値:3.5
-
キヌガサソウ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 80 Speed:1/30 f値:3.5
-
ワタスゲ湿原北側の木道を進むとクルマユリ。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 200 Speed:1/80 f値:4.5
-
ワタスゲ湿原。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 200 Speed:1/80 f値:4.5
-
エンレイソウ(延齢草)。
Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 125 Speed:1/30 f値:3.5
-
オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)。
77枚の写真をご覧いただき、ありがとうございました。Exif情報
SONY DSC-WX500
ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
装備・携行品
関連する山岳最新情報
モーちゃんさんの登山記録
確認
みんなのコメント