行程・コース
天候
晴れ 風弱し 峰の松目山頂気温17℃
赤岳鉱泉、最低気温10℃
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
美濃戸口、八ケ岳山荘駐車場
一日800円 平日は6時から休日は5時から山荘での受付ですが早出の方は後払いでも良いとのこと
出発時に半分以上空いていました
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸口(06:07)・・・美濃戸(06:59)[休憩 6分]・・・堰堤広場(08:08)[休憩 8分]・・・赤岳鉱泉(09:48)[休憩 62分]・・・赤岩ノ頭(12:17)[休憩 5分]・・・峰ノ松目(13:19)[休憩 19分]・・・赤岩ノ頭(14:40)[休憩 9分]・・・赤岳鉱泉(15:56)
【2日目】
赤岳鉱泉(05:26)・・・赤岩ノ頭(06:55)[休憩 5分]・・・硫黄岳(07:27)[休憩 11分]・・・大ダルミ・・・横岳(09:07)[休憩 7分]・・・三叉峰・・・赤岳天望荘(10:42)・・・赤岳(11:19)[休憩 42分]・・・行者小屋(13:24)[休憩 5分]・・・赤岳鉱泉(13:54)[休憩 56分]・・・堰堤広場(16:02)[休憩 8分]・・・美濃戸(17:00)[休憩 10分]・・・美濃戸口(18:01)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
南八ヶ岳で夏山満喫 赤岳鉱泉テン泊で赤岳・横岳・硫黄岳・峰の松目
赤岳鉱泉にテントをデポして硫黄岳から赤岳まで森林限界を超えた尾根道歩きをしてきました。
美濃戸口から赤岳鉱泉
美濃戸口から堰堤広場までは林道歩きとなりますので2/3が林道歩きとなります。
その先、登山道となりますが大きな石がゴロゴロという訳では無く木道なども整備されて比較的歩きやすい道となります。
テン泊でも行者小屋より赤岳鉱泉が人気なのは面白味は無いが歩きやすいのと温泉が有ることでしょうか。
花は9日前に歩いた時よりオダマキやクルマユリなどは終盤で少な目となっていました。
赤岳鉱泉はテン泊は予約不要となります。私的に予約不要はポイント高いです。
峰の松目
南八ヶ岳の縦走路から外れ山頂は眺望の無い山となります。
早くに到着で天候も安定していそうですので次に登ることも無いかと向かってみました。
赤岳鉱泉から苔生す森の道を黙々と登りますと硫黄岳との分岐で眺望は開け直ぐに赤岩ノ頭となります。
赤岩ノ頭からは赤土の道を少し降りた後は苔生す森の道となり山頂手前はちょっと急な登りとなりました。
山頂はシャクナゲの木も茂る場所となり、木々の間からの眺望も無い場所でした。
収穫は山頂付近でランの花が見れた事でしょうか。
硫黄岳から赤岳
今回のメインルートとなります。
アタックザックだけで身軽にと行きたい所ですが距離も有り私にとっては未知数の場所ですので60Lザックにツエルトやら雨具やら防寒着まで通常装備を詰めて出発です。
硫黄岳から尾根道縦走で最後に赤岳と私的に夢のコースでしたが今季は赤岳・阿弥陀岳と登り、グレーディングCのコースも天候が良ければチャレンジ出来るかと挑みました。
因みに昨年の計画では硫黄岳から横岳手前まででピストンで様子見でお花畑を楽しもうでしたが実現しませんでした。
大ダルミから台座ノ頭まではコマクサが多く咲き、特に台座ノ頭手前の斜面は植生保護のロープのおかげか斜面一面にコマクサみられました。時期的にはちょっと終盤で枯れかかった花もみられました。
横岳手前は短い梯子と鎖場となりますが特に高度感の有る場所では有りませんでした。
その先、尾根筋で歩き、鎖場で降下で地蔵の頭となりますが私より一回り上の感じのベテランさんと同じペースでした。
赤岳は前回同様に鎖場の登りはキツく休み休みで山頂到着となりました。
ちょっと呆れた話(愚痴)
夜明け前の未だ星空も見える頃、年配のグループの方が登山道が分からずにヘッデン点けて熊鈴鳴らし大声であっちだこっちだとテントサイトの中をウロウロ。
呆れてお声がけで硫黄岳ですかと訪ねれば赤岳とのこと。
山荘前に道標は有り、確かにちょっとトイレの先からは分かりにくいかもしれませんが少なくとも山荘前の山側は硫黄岳方面なのです。
赤岳でしたらトイレの先ですよとお教えすると何も言わずに立ち去りました。
嫌でもトイレは行くだろうし何で明るいうちに確認しておかないかな・・・誰も責任が無いパーティとはこんなものなのかな・・・赤岳登るなら其れなりの経験者かと思いますが・・・残念な方の集まりでした。
テント泊
60Lザックに計量はしなかったが多分ザック込で13-14kgぐらい(水は補給できるので1L)
シュラフはイスカ450ショート(スリーシーズンシュラフとしては温かい方)でTシャツにモンベルWIC.リラックス パンツでチャックを開けて寝たが寒くなったので閉めた
赤岳鉱泉は予約不要でトイレ使用料込2000円
因みに男子トイレは小2・大3
山荘前に蛇口有り、水は豊富。
温泉は1000円・軽食でカレーなども有り・予約すれば夕食も食べれるみたいです
フォトギャラリー:117枚
赤岳鉱泉のマムート号、かっこいい、コレほしい。美濃戸から美濃戸を超えて堰堤広場までは林道歩きとなります。美濃戸通過時に駐車場は未だ空きが有りましたので今度は美濃戸からにしようかしら。
ギンリョウソウ
ズダヤクシュ
ホタルブクロは終盤
オダマキも終盤
堰堤広場から登山道となります。大岩を乗り越えて歩くような場所は無く、比較的歩きやすい道です。
トリアシショウマも終盤
木道も有り、良く整備された道です
キソチドリ
コイチョウラン?
ツリガネニンジンかなミヤマシャジンかな
クルマユリ、9日前には未だ蕾も有りましたが一輪のみとなっていました。
ノブキ
トリカブト
イブキジャコウソウ
キンポウゲ
イチヤクソウ
今日のお宿
未だ午前中ですので峰の松目に向います
ミヤマミミナグサ
ニガナ
キノコ
マルバダケブキかな、株は小さめのなので?
アキノキリンソウ
ヤマハハコ
シラタマノキ
赤岩ノ頭から硫黄岳
赤岳・中岳・阿弥陀岳
本日の目的地、峰の松目、縦走路から外れた眺望の無い山とのこと。
苔むす道を進みます
山頂手前は結構な急登
峰の松目に到着
トンボが飛び交い虫は少なめ
?ラン ・結実しているものと思い写真は撮らなかったがコフタバランも有ったかも
?
?
ミヤマホツツジ
リンネソウ
タカネグンナイフウロ
ヒメヨツバムグラ
タイツリオウギ
クロクモソウかな
ミヤママンネングサ
オトギリソウ
アルファー米は美味しく無いので真面目に米を炊きました。1合の飯にレトルトカレー。無洗米を十分に水に浸し、水は多めでとろ火で拭きこぼさないように炊きます。(洗い物をしない前提で炊きますので初めチョロチョロ中パッパとはしません)下のオレンジのは百均シリコンの鍋敷きで暑い物がそのまま置けて便利。
おやすみなさい
ウメバチソウ
タケシマランの実かな
ウソ、今日は少しズームで取れました。鳥を撮るのは難しいですね。
朝方少し曇ってガスも有りましたが良く晴れてきました。
分岐から硫黄岳
北アルプス
ミヤマダイコンソウ
硫黄岳山頂に到着
硫黄岳 爆裂火口、それほど下までは見えないのね。にゅーの方から遠くに見える爆裂火口の方が凄いなとは思いました。
赤岳に続く稜線にワクワク
チシマギキョウは終盤
代わりにトウヤクリンドウがお目見え
?
オンタデ
コバノコゴメグサ
シュロソウ
ミヤマウイキョウ
タカネツメクサ
コマクサ、見頃は少し過ぎた感じ
富士山も見えました
シラネヒゴタイ
鎖場
ダイモンジソウ
あちこちに咲いていたゴゼンタチバナは終盤
横岳に到着。360度の展望です
赤岳から反時計回りでぐるっと
ミヤマミミナグサ
?葉っぱが凄く特徴的だが分かりません
ウスユキソウ
イブキジャコウソウ
タカネナデシコ
クジャクチョウ
?
ミヤマオトコヨモギ
鎖場を降下し振り返り
振り返り、短い梯子と鎖場
地蔵の頭に到着
赤岳にラストアタック
赤岳山頂に到着、北側はガスが上がっています。
阿弥陀岳
文三郎道で降ります
イワベンケイ
鎖場を降下
鬼のように階段が続きます。再起不能になりますので慎重に降ります。
行者小屋に到着
赤岳鉱泉
美濃戸でアイスを食べて一休み。後はてくてく美濃戸口まで。
キセキレイかな。おつかれさまでした。
装備・携行品
レインウェア | ヘッドランプ | 地図 | コンパス | ツエルト | ホイッスル |
非常食 | GPS機器 | ||||
【その他】
ヘルメット ココヘリ 絶対に使わないが気分でナイフを持参 |
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