行程・コース
天候
晴れ時折強風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
早朝鏡池の駐車場に停め写真撮影、奥社入口駐車場に移動の後ハイクスタート
この登山記録の行程
鏡池6:00・・・奥社入口7:15・・・コース入り口7:30・・・キャンプ場ささやきの小路入口8:45・・・随神門10:20・・・奥社社殿11:10・・・随神門11:30・・・水芭蕉園12:15・・・鏡池13:30昼食・・・硯岩14:50・・・ことりが池15:10・・・みどりが池15:40・・・奥社入口16:00
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
コース上危険個所はありません。一部ぬかるんだ場所がありますのでズボンのすそを汚したくない方はスパッツ装着をお勧めします。
営巣前のこの時期、バードコーラスが素晴らしいので録音がてらビデオカメラがあるといいと思います。
熊の出没が懸念されますので熊鈴やラジオ等の対策をされて下さい。
コメント
一昨年、去年と紅葉の時期に訪れた戸隠。1度新緑と水芭蕉の時期に来てみたいと願っておりました。今年のGWは天候が不安定で予定していたピークハントは全てキャンセルして花巡りハイクに切り替えました。ある意味念願が叶ったわけです。
早朝鏡池に到着して写真撮影、その後車で奥社入口に移動しました。大鳥居を潜りお蕎麦屋さんの裏手からハイクスタートです。
歩き出して3歩で現れた花達。次から次へと出会う花になかなか先に進めません。この時期眼を惹くのはやはり水芭蕉。ここ戸隠の湿原は古く、水辺を好む樹木が生育しています。尾瀬ヶ原のように広大な開けた場所では無く森の中にひっそりと咲く水芭蕉はメルヘンチックな雰囲気がして良いですね!リュウキンカも彩りを添えて鮮やかです。カタクリやニリンソウにヤマエンゴサク、そんな花達とバードコーラスを楽しみながらキャンプ場を経てささやきの小路を進み随神門に来ました。
奥社社殿へ続く参道は何度来ても荘厳な気配がして精気が体を包み込むようなパワーを感じます。秋、社殿を鮮やかに飾った紅葉も今は桜が彩りを添えています。戸隠山の岩肌とのコントラストが良いですね!
随神門に戻り自然探究路で水芭蕉園に来ました。木々の合間を縫うように一面の水芭蕉。まるで絵本の世界に来たようです。リュウキンカも群落を作っています。鳥達のシンフォニー、水芭蕉とリュウキンカの群落、とても幸せな場所でした。
歩みを進めて再び鏡池にやってきました。ここで昼食休憩となります。午後に入って風が起って水鏡にはなりませんでした。しかし風にあおられた水面が風紋を作りとてもキレイです。一瞬で消えてしまうシュカブラ、次々と変わる水面、背景の戸隠の岩山と相まって贅沢なランチタイムとなりました。
鏡池を後にしてことりが池に向かいます。ルートはこの日唯一の山道の登りになります。登りつめて開けた展望地が硯岩。今回初めてくる場所。好展望の先には圧巻の北アルプス。まず気が付いたのが五竜岳の武田菱。稜線を辿って行くと展望は不帰の剣から始まり唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と続きます。次に槍ヶ岳の穂先が眼に飛び込み飛び上がって喜んじゃいました。夢中でシャッターを切りますが春霞が邪魔をして写真にはほとんど写りませんでした。ですが降って湧いたようにいきなり現れた絶景に暫し視線は釘付けになりました。
さて、ことりが池では池の向こうに萌木色の新緑、その先に戸隠の岩山が堂々たる姿でそびえていて神々しい。誰もいない湖畔で暫し独り占めの景色を楽しみました。
ことりが池を後にし暫く車道歩きになりました。この車道の両脇にもさまざまな花が見て!と言わんばかりに咲いています。車で通り過ぎれば一瞬の事ですが自分の足で歩けば見えなかった事も見えてくるようです。
みどりが池に着きました。湖畔の桜が鮮やかです。周囲を歩くとここにも水芭蕉とリュウキンカが咲いています。都会では絶対見ることは出来ない桜と水芭蕉、リュウキンカの共演。こんな取り合わせを楽しめるとは思いもしなかったので嬉しい限りです。
一日鳥の囀りやキレイな花々に囲まれて過ごした時間はとても穏やかでおとぎの国に来たようで本当に幸せでした。
更に1ヶ月後に咲きそうな花も芽吹いているので行けるタイミングで何度でも訪れてみたい戸隠です。
フォトギャラリー:45枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | 健康保険証 | 非常食 | 行動食 | ストーブ | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー |