雨の多い屋久島では晴天でも湿度80%を超える日もあり体調管理に留意(水分と塩分補給を心がけて)
![照葉樹林で最初に鳴き始めるヒメハルゼミの抜け殻。体長2cm程で1匹が鳴き始めると周囲でも鳴き始め森全体が鳴いている様です。(2023.06.27 屋久島ガイド協会 )](new_images/info_img/1058/230628142453_b.jpg)
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■自然ほか(6/27)
日本一雨の多い地域である屋久島ですが、先週は梅雨の割には雨の少ない日が続きました。
比較的陽気な気候が続いたためでしょうか、屋久島の照葉樹林では早くもセミが鳴きはじめています。
最初に鳴きはじめる2cm程の小さなセミは、ヒメハルゼミです。
1匹が鳴き始めると周囲のセミが集団で合唱する習性があり、まるで森全体が鳴いている様です。
屋久島では、晴れた日でも湿度が80%を超える場合があります。
そんな中登山していると、とても多くの汗をかくので水分と塩分補給をしっかりしましょう。
また少しでも体調がすぐれない場合は、すぐに木陰で休息をとるなどの対応をとってください。
6月27日現在の日の出は05:18、日の入りは19:24です。
■各地の天候ほか
・白谷雲水峡コース
6月27日 晴れ 苔むす森18℃(14:30 標高850m) 微風 登山者数約150名
・縄文杉コース
6月26日 曇り 縄文杉デッキ17℃(11:30 標高1300m) 微風 登山者数108名
登山道の状況
■登山道
3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)から荒川登山口の区間は通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。
詳しくは、荒川登山バス運行状況で確認できます。
→https://twitter.com/yakusansharyou
・屋久島の道路通行規制情報はこちら
→http://https://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/index
(縦走ルート)
・暴風の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。
天気予報を確認して必要に応じた装備を準備してください。
登山装備
・縄文杉ルートでも気温10℃以下、奥岳ルートでは5℃以下になることがあります。
衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがあります
日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。
奥岳登山時は万が一のビバーク装備をお忘れなく。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。
縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。
注意点
・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。
装備に不安のある方はご利用ください。
お知らせ
■株式会社屋久島ガイド協会
電話 0997-49-4191
http://www.yakushima-guide.com
登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましてはお気軽にお問い合わせ下さい。
昨年の今頃の様子は?
台風の影響で前線が刺激されると大雨になりやすく、事前の天候確認を怠らないようにしてください2023.06.16
19~20日は梅雨の中休み(大雨予報によるバス運休情報に注意)霧の中で濡れた森は幻想的です2023.06.21
雨の多い屋久島では晴天でも湿度80%を超える日もあり体調管理に留意(水分と塩分補給を心がけて)2023.06.28
荒天が続き交通機関やコース規制など登山者に影響が出ました。事前に情報を得て安全登山を2023.07.05
熱中症に注意してください。白谷雲水峡やヤクスギランド周辺でも樹齢1000年以上の屋久杉があります2023.07.13
登山前は休養をとり、登山中は熱中症に注意。白いサルスベリが見ごろ、梅雨明けはもう少し先かも2023.07.19
屋久島は登山以外にも魅力満載。リバーカヤックやシャワークライミング、ウミガメの産卵や星空観察も2023.07.26
屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
- 電話番号:
- 0997-49-4191
- 連絡先住所:
- 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56