ルート案内

富士山には山頂に至る4つの登山道に加え、
さまざまな登山コースがあります。
それぞれのコースの特徴を紹介します。
ルート案内

信仰登山の時代、富士山には山麓から多くの登山道が開かれましたが、今日まで利用されている登山道は、主に4つ。吉田(よしだ)ルート、須走(すばしり)ルート、御殿場(ごてんば)ルート、富士宮(ふじのみや)ルートが富士山の4大登頂ルートです。登山口となった山麓の地名を冠し、吉田口、富士宮口といった名でも呼ばれてきました。

現在、いずれも交通機関でアクセスできる五合目からスタートしますが、ルートごと、頂上までの距離や標高差に違いがあり、景観にも特色があります。どのルートを選ぶかは、まずそれぞれのルートの特色をつかむこと。そのうえで、自宅からのアクセスのよさなどを考えて比較、検討してみましょう。

また、四大ルート以外にも、火口を一周するお鉢めぐり、江戸時代に噴火した宝永山へのルートなど、登山を楽しめるルートは盛りだくさん。ぜひ歩いてみてください。