行程・コース
天候
曇天時々晴れ。尾根・山頂はやや強い風、他は無風。駐車場気温17℃~23℃。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央道諏訪南ICより沢入登山口駐車場を目指す。無料。循環型トイレ有。マイカー規制時間は8時から15時。沢入から先は進入できない。カーナビには、取り敢えず「富士見パノラマリゾートスキー場」と入力し、現地の標識「入笠山⇒」を見て進む。所要時間はインターより約20分。約30台収容できるが、土日祝日等満車の場合は、途中係員の指示に従いスキー場駐車場に入れゴンドラを利用する。※中央本線すずらんのさと駅よりゴンドラ麓駅まで舗装路を歩いて約1時間。バスは往復1本、駅発10時。スキー場発15時。
この登山記録の行程
自宅5:05⇒7:00諏訪南IC⇒7:20駐車場・登山口(トイレ)7:41・・・8:50入笠湿原(水洗トイレ)9:40・・・9:50御所平峠・・・花畑・・・岩場コース・・・10:38入笠山頂11:35・・・岩場迂回コース・・・花畑・・・御所平峠・・・12:04法華道(約4分間)・・・12:45駐車場・登山口(トイレ・コーヒータイム)13:25⇒13:45諏訪南IC⇒16:00自宅。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
私達は、丸一日楽しむ予定でいましたが、保育園の迎えを頼まれたので、午前中が勝負になってしまいました。ゴンドラは、8時30分始発と遅いので、入笠山登山口(沢入駐車場)から入笠山へ向かうことにしました。登山道脇には、ウツギ・キイチゴ・ササバギンラン・ウマノアシガタの花々が咲いていました。ハルゼミがジージーと鳴いていてやかましいぐらいです。
登山口から歩くこと1時間10分(道標1時間)、8時50分入笠湿原に到着。ゴンドラを利用した場合と同じになってしまいました。シカ除け柵を開けると、真っ白なズミの花が迎えてくれました。赤い蕾をたくさん付けていました。木道を歩くと二ホンスズランの小さな花。1年ぶりの対面となりました。花は、咲き始めと2分咲き・3分咲きとホームページにありました。蕾もたくさん付けていました。木道の方が湿原よりも高いので、低姿勢になり、撮影に苦慮しました。アマドコロも群生していました。また、クリンソウの花も数本ですが、咲き出していました。きれいな公衆トイレに寄り、おやつタイム。水分補給をしました。御所平峠手前には、クリンソウが群生していました。
花畑(スキー場跡地)に入ると、ここにも二ホンスズラン・フデリンドウ・コザクラ・クサボケ・ツマトリソウ・マイヅルソウが咲いていました。レンゲツツジは、蕾を大きく膨らませていました。岩場コースに(登山道に岩が所々露出している程度で危険性無)は、ツバメオモトが咲いていました。
10時38分入笠山頂に到着しました。眺望がぼんやりとしていますが、南アルプスが大きく、間近に良く見えました。妻と山座同定を楽しみました。中央は甲斐駒ヶ岳左は鳳凰三山。右は鋸山と仙丈ヶ岳。時計回りに中央アルプスは木曽駒ケ岳等。北アルプス穂高岳・槍ヶ岳等。八ヶ岳は蓼科山・赤岳等。妻は、視力が良いので、富士山を視認していました。
11時35分下山開始。岩場迂回コースには、ズミの樹木がたくさんあるのですが、まだ咲いていませんでした。もう一度花畑を歩き、入笠湿原の手前を右折して、法華道に入りました。登山道は、まもなく合流して、往路に利用した登山道を下りました。12時15分無事に沢入駐車場に戻りました。
帰路の運転に備えて、おやつをほおばり、ホットコーヒーを飲みました。カーナビに自宅を入れると、到着予想が16時15分と出ました。何とか保育園迎えに間に合いそうで、落ち着いてハンドルを握りました。
本日コースは総距離約6.2キロメートル。累積標高差は上り下りとも530メートル。歩数は17.000歩を数えました。汗をびっしょりとかいて、吹く風が大変心地よかったです。
フォトギャラリー:72枚
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駐車場の奥に生えている黄色のツツジ(躑躅)に目を奪われ、近づいてみると園芸用キレンゲ。
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沢入駐車場の様子。収容台数約30台。12時45分戻ると満車のタテカン有。満車になると、ここへ来る途中で係員がスキー場駐車場へ案内するそうだ(土日祝日のみ)。
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沢入から先はマイカー規制8~15時進入禁止。
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駐車場の向かいは登山口。入笠山湿原まで60分。
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登山口にはウツギ(卯木)の花。
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ミツバツチグリ(三葉土栗)かな。
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ズーム。
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カラマツ(落葉松)林の中を登って行く。
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キイチゴ(木苺)の花。
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もう一枚。
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ササバギンラン (笹葉銀蘭)。
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これも同じ。
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ウマノアシガタ(馬の足形)。
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ズーム。入笠湿原にも群生していた。
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ここでは、早くもレンゲツツジ(蓮華躑躅)が咲いていた。
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ズーム。
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カラマツ林は「ジージー」と春ゼミの合唱でにぎやか。
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シカ侵入防止柵を開けて入笠湿原に入る。ズミ(酸実)の花が迎えてくれた。
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赤いのは蕾。
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入笠湿原の木道を歩き回る。
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ズミが満開。目的の二ホンスズラン(日本鈴蘭)群生地はどうかな。
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良かった!咲き始めている!しかし、花数がまだ大変少ない。蕾が多い。ホームページには「咲き始め。2・3分咲き」とある。
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木道が高いので、低姿勢になって撮影、これが辛い。
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これはアマドコロ(甘野老)、群生していた。
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入笠山湿原の北側には、クリンソウ(九輪草)。
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数本が集まっている。
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クリンソウは、御所平峠迄が大変多い。
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やまびこ山荘前(宿泊・食事・お土産)から入笠湿原の様子。
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案内図。近くに公衆トイレ有。おやつタイムの後、御所平峠・花畑・入笠山へ向かう。
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花が2枚なので、ニリンソウ(二輪草)と思ったら、葉が違う。他の人がサンリンウ(三輪草)だと教えてくれた。
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ズーム。
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マムシグサ(蝮草)。
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御所平峠手前にはクリンソウの群生地。
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ズーム。
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花畑(スキー場跡地)の中の登山道を歩くと二ホンスズラン。
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ズーム。
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登山道脇に生えているので、撮影しやすい。
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フデリンドウ。
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コザクラ。
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色が微妙に違う。
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シダ(羊歯)類の葉も青々している。
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朱色はクサボケ(草木瓜)。白はツマトリソウ(褄取草)。
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登山道脇なので、二ホンスズランを撮影しやすい。
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花数が多い。
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花畑上部から花畑を一望。
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レンゲツツジは蕾状態だ。
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中央アルプスが見えた。
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ダケカンバ(岳樺)も葉を茂らせている。
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入笠山案内図。上りは岩場コース、下りは迂回コースを歩く。
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ツバメオモト。
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入笠山山頂に到着。
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標識と方位盤があり、山座同定を楽しむ。
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昼食・コーヒータイムを摂りながら眺めを堪能する。
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南アルプスが見えた。中央は甲斐駒ヶ岳。左奥は鳳凰三山方面。
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甲斐駒ヶ岳をズーム。
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もっとズーム。
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左は甲斐駒ヶ岳。右は鋸岳。
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奥は仙丈ヶ岳。
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中央アルプス方面。
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八ヶ岳方面。
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方位を見て南アルプスの峰々を確認する。
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登山者が増えてきた。数えてみると約100名。
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復路は、法華道を少し利用する。
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古い標識が残っている。今は花畑になっている。
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駐車場に戻ると満車の看板有り。土日休日の場合は、途中の道路に係員が立ち、スキー場駐車場へ案内するそうだ。
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