行程・コース
天候
曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
高峰高原ホテル前の駐車場を利用。
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2022年の登り納めは、浅間山(前掛山)から外輪山を縦走してきました。1年前の秋に歩いたコースと同じです。
山友さんが前日にピッケルを購入したので、そのデビューも兼ねて、がっつり雪山を堪能でき、かつ絶景も期待できる浅間山へ出かけてみました。外輪山の稜線上で日の出を迎えたいと思ったので、まだ暗いうちに高峰高原ホテル前の駐車場を出発しました。当日は晴天予報だったものの、早朝のうちは靄がかった、ぱっとしない天気でした。しかし、そんな天気が功を奏したのか、稜線上に出ると、朝日が雲と雪に乱反射した、幻想的な光景に出会うことができました。
しばし見とれて、カメラに収めたあと、行動を再開。トーミの頭過ぎから草すべりを下りていきます。ここは傾斜もきつく、雪も深かったので、ピッケルを使い始めました。どこかでトレースからそれてしまったようですが、膝くらいまで雪につかりながら、急斜面を下っていきました。湯の平分岐あたりでトレースに復帰できてからは、歩きやすくなりました。
前掛山へのアタックは、だらだらとした登りが長く、大回りしながらの登頂になるので、つらかったです。1年前の秋にも同じコースを歩いていますが、アイゼンを履いた雪山装備だと足取りも重く、なかなかペースが上がりません。ようやく前掛山の稜線に出ても、今度は強風にさらされ、寒さでつらかったです。しかし、頂上に着く頃、ちょうどそれまでの雲がなくなり、快晴となりました。間近で浅間山の山頂を拝み、周辺の山々も眺めることができました。とは言え、やはり風にさらされるのがきつく、多分体感気温でマイナス30℃くらいだったので、写真でも撮ろうものなら手が痛いくらいにかじかんでしまい、そそくさと下山し、シェルターでしばし休憩しました。
気を取り直して行動再開。賽の河原分岐まで戻り、今度はJバンドを目指します。Jバンドから外輪山の稜線までは岩と雪のミックスな感じで、やはり秋に歩いた時より難儀でした。しかし、ずっと快晴だったので、外輪山の稜線上ではどこからも端正な浅間山を眺めることができました。登り納めにふさわしい、本当に素晴らしい登山になりました。
帰りは佐久平PA近くの平尾温泉みはらしの湯(800円)を利用しました。スマートICが近いので便利でした。