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はじめての乾徳山を日帰りで楽しむ

乾徳山( 関東)

パーティ: 1人 (Noob Scouter さん )

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

乾徳山登山口  

登山口へのアクセス

バス
その他: JR中央本線、塩山駅下車。1番乗り場から西沢渓谷行きバスに乗車し、乾徳山登山口BSで下車。

この登山記録の行程

乾徳山登山口(09:10)・・・大平高原分岐(10:20)・・・月見岩(10:55)・・・乾徳山(11:45)[休憩 10分]・・・国師ヶ原(13:10)[休憩 5分]・・・登山道入口(14:02)・・・乾徳山登山口(14:20)

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約1,387m
下り約1,387m
コースタイム
標準7時間20
自己4時間55
倍率0.67

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は、山梨県は山梨市にある乾徳山を訪れてきました。初めての乾徳山です。乾徳山登山口BSから道満尾根にのって頂上を目指し、下山は南の徳和川へ降りました。

かの有名な頂上直下の岩場を経験したいと思い、今回思い切って行ってきました。乾徳山はいつかはと思っていましたが、貧脚民でかつコースタイム通りのペースの私なので、それでいくと一番早いバスで行っても下山は16:30という計算になります...それでどうするか悩んでいるうちに月日が過ぎていきました(^^;)
ですが先日フォロワーさんとの会話の中で乾徳山の鳳岩が話題に。それで、まずは思い切っていってみようと決心できました。

そして肝心の時間ですが...今年の1月に奥多摩の鷹ノ巣山をやはりハイペースでゴールしたことを思いだしました(峰谷⇒鷹ノ巣山⇒六つ石山⇒水根)
所要時間、開始時間、距離、累積標高、どれもその時の記録とかなり似通っていることに気が付きました。その時は標準CTから2時間の短縮でした。今度もそれを再現できる可能性が見込まれたので、ペースを上げてのアプローチ、無理そうなら引き返しと段取りを決めていざ今日を迎えました。

一番早いバスは、塩山駅発の8:30。約ひと月ぶりの塩山。先月大菩薩行った時以来です。バスの混雑を警戒して、7:30について列の前を確保。4番目でした。そして発車30分前にもなると列が折り返しになるくらいの長蛇に!早く来て正解でした(^o^;)
バスも増便対応のアナウンスありました。

約5分遅れでバスが発車し、最終的に9:05くらいで乾徳山登山口BSに到着しました(^o^)
お手洗いを済ませたら早速スタート!
そしたら皆さん、ほとんどが初めに川沿いを進み国師ヶ原へ上がる方へ向かっていきます。
(...あれ、もしかしてそっちがスタンダード?(^o^;))

私はのっけから尾根に乗るコースなのですこし不安になりますw最初の集落を縫って歩くところが不案内ですが、今回もバッチリ地形図用意&経路書き込みしていたのでちゃんとたどり着けました(^^)v。ごく最初は緩やかな傾斜を上がります。が、冒頭に書いた通りで、今日は日が暮れる前にゴールが必要なスピード勝負。のっけから早足で飛ばしていきます。間もなく急坂が現れますがペースは緩めません。年初の鷹ノ巣山でもそうでしたがスタートして間もなくバテてきて、そこでガクンと速度が落ちます(^_^;)

実際、スタートから30分でそれがきましたw
ただそれでも止まらず動き続けることが肝要なので、呼吸を意識してエネルギーを内部に発生させつづけます。実際に心臓もバクバクいって、肺もめいっぱい仕事しているのが実感できました。ただそれだけで、身体を重く感じることはありませんでした。いつもの歩速より若干ペース早い程度を維持できていました。

そしてスタートから45分、最初の道満山に到着です。休憩はとらずそのまま先へ。私が登山計画を作っているヤマケイオンラインでは、最初のチェックポイントが大平高原との分岐点に設定されていました。なのでまずはそこまで頑張り、自身のペースがどの程度かをそこで判断します。
とはいえまだしばらく急坂が続くのが地形図からもわかるので気を緩めません(白目)その先、少しだけ傾斜の緩やかな区間があるので歩きつつ心拍数が落ち着いてゆき回復します。

そして現れる急坂区間パート2。林道のガードレールが見えます。ここから最初のチェックポイントまで約200m登ります(白目)。回復したとはいえ、動きながらのことなのでペースアップは叶わず。じっくり進んでいきます。そのさき、何度か林道を横断するという奥武蔵でよく見られる?ような光景の中を進み国師ヶ原との分岐まで到着☆ここがチェックポイント。
標準だと11:30到着のところ10:22に到着、なんとか1時間は稼げました!その先、もうちょっと急坂をがんばった先に眺望のいいポイントが☆

あれは...北岳?(当て推量w)コンパスでは、253°の角度に見えました。その先しばらくなだらかなボーナスタイムです(笑)こーゆー区間を利用して体力を回復させます。身体的な負荷は感じつつも呼吸がすぐに落ち着いていくので、あるスペースは落とさずにいられています。そして本日2つ目の絶景スポット到着!
ここもチェックポイント。
到着予定:12:10
実際到着:10:55
1時間25分のマージンです^^

こんどはゆっくりできるよう余裕を持ってきたいなと↑の景色見ながら思いました。今日はそのまま頂上目指します。
この先再び樹林帯に入り、本格的に岩場の世界になりました。アスレチック。。。にしてはちょっとヒヤッとするところも多々あり。
ザ・地獄のぞきで肝が冷えます。

そして体力的に追い込んできたところで出てきた、ラスボス「鳳岩」!
初めて生で見ましたが「え、これ登れるの?」と素で思いました。なにはともあれ、先行者さんの動きをよく見て、足場、鎖の使い方を頭に入れます。
そしていざトライ!クラックにつま先を入れ込んで上がっていきますが、途中どうしても手は鎖に捕まりながら引き上げざるを得なくて、ここまで上半身がバテてなくて良かったです(^_^;)

そしてついに乾徳山の頂上到着です!頑張ってつきましたー\(^o^)/
到着予定:13:30
実際到着:11:45
1時間45分のマージンで到着しました。そして山頂は記念撮影でわちゃわちゃしていたので早速下山にかかります(^_^;)

一旦北に降りてから迂回気味に国師ヶ原へ出ます。そこもなかなか険しいはしごが。。。先行する学生さんたちが鹿を見つけてくれました☆
その少し手前では、ようやくちゃんとした休憩として10分間の昼食タイムを取りました。そういえばスタートしてからここまで飲まず食わずでした...疲れたときのコーラは正義!

休憩場所のすぐ先で分岐が。なんか不穏なメッセージががが。案の定、なかなかに足場の悪い急坂です(真顔)。標高差200m、なんとか降りてきたのでさて国師ヶ原へ。ほんとに台地でした。ここで休憩している人が多いですね。私も5分だけドリンク休憩です。
標準到着:14:50
実際到着:13:10
かなりいい感じです。この先慌てる必要もなくなったので落ち着いて降りていきます。
余談ですが、でふれた急坂区間は傾斜はもちろん、一枚岩が多くて足の置き場に困る場面が何度もあり、それが足を鈍らせることとなりました。

さて国師ヶ原から先へ進みます、、、が、このぬかるみ(真顔)
その先、高校の山岳部っぽい団体が登っていきました。

その先の分岐がちょっと不案内ですが、地図に従って動きます。
普段の登山なら、ここでもう終わりかなと言う感じですが等高線見てもまだ500mほど下降が残っているという(白目)
初めの登りのハイペースはもちろん、ここまでの下りでだいぶ膝を使っている印象でしたが、まだ余裕はある感じでした。普段からマメに筋トレしておいて良かったです(^_^;) てかこの区間、青梅の惣岳山から御嶽に降りる区間を間延びさせたような印象です。。。

ようやく登山口に降りてきましたっ!
標準到着:16:10
実際到着:13:56
ここまでで2時間のマージンです。
やったぜ!(ง •̀ω•́)ง
あとはもうのんびり車道に沿って「乾徳山登山口」バス停に戻るだけです。

無事に15:08の便に乗って塩山駅まで戻れました(^o^)v車内も空いていて余裕で座れて助かりました。

今回は時間との兼ね合いでスピードを意識していましたが、途中の眺望など、次はもう少し早めに来てのんびり歩いてみたいところでした。岩場も同様で、身体のバランス感覚を養うのにとてもいいと思いました。

他気付いたことや反省点ですが、やはり疲労してくるとわずかながらも注意力が散漫になるのは念頭に置いておかなければと思いました。特に乾徳山のような岩場で、私もなんの気なしに一歩後ろへ下がるというのをやらかしました。本来なら退がった先の足の置き場を軽くでもみておくところをやらず、その足に荷重を移したところで「しまった!」と気づく有り様。幸いそこは普通の地面だったので良かったですが、下手したら崖の下に落下ということも起こりうるので周辺への目配りは欠かしてはいけないと思いました。

あと読図としてはだいぶ精度良く出来てそれは満足でした☆ただ最近山梨を訪れてみて却って奥多摩の地形の特徴がわかった気がします。全般的に、急峻な代わりに地形がはっきりしていると言えるかなと。今回行った山梨の乾徳山は、等高線がもじゃもじゃしていてぼんやりした地形もありました。
ひっくるめて、色んな面でとても楽しい山だとようやく今回知れたので、また理由をつけて訪れたいと思いました。

今回はこんな感じです。

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フォトギャラリー:45枚

早朝の塩山駅。ここからバスに乗ります。

乾徳山登山口BS到着です

いざスタート!道満尾根を上がっていきます。

ちょっと分かりずらい道。

この先ゲートを開けて、入ったら締めます。

そのすぐ先に案内板です。

のっけから急坂、、、負けません(白目)

開始30分でへばりました(^^;) でも通常の速度では歩き続けていられるので休まず動き続けます。

最初の関門、道満山到着!さっそく先へ進みます

こういう休憩区間がありがたいですw

途中林道に合流。

そしてまた急坂(ひいーーー

国師ヶ原への分岐点

開けた所が

この眺め☆

再びの緩やかな休憩区間

大菩薩みたい!

富士山の見晴らし最高☆今度はゆっくり歩いてみたいです^^

ナイス!

面白いです^^

その先岩がゴロゴロの区間になりました

歩きにくいところも上半身ががんばります。

ヒエッ(すぐ先ガケ

雷岩~?

足元は崖...ヒエッ

鳳岩きました。

初見での威圧感パナイです。

姿かたちにふさわしい名前です

ラスボス鳳岩!

山頂到着です!

山頂から降りてきたところで梯子を振り返る。険しい...

コーラは即効で体力回復しますw

素敵な苔の世界☆

鹿を発見~

こんな看板が

文字通り険しいです。足場に困ります...

高原ヒュッテが見えました。

嫌なぬかるみ...(真顔)

国師が原の十字路。地図で行き先を再確認します。

長い長い下山路(白目)

優しい看板w

下山完了!

あとはバス停までのんびり♪

バス停帰還

間に合ってよかったですw

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装備・携行品

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登った山

乾徳山

乾徳山

2,031m

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