行程・コース
この登山記録の行程
水根(07:44)・・・トオノクボ(08:59)・・・六ツ石山(09:23)[休憩 3分]・・・六ツ石山分岐(09:28)・・・三ノ木戸山分岐(09:49)・・・奥多摩駅(10:38)[休憩 4分]・・・安寺沢(11:10)[休憩 5分]・・・本仁田山(12:28)[休憩 5分]・・・コブタカ山(12:44)・・・大根ノ山ノ神(13:10)[休憩 1分]・・・鳩ノ巣駅(13:26)[休憩 2分]・・・松の木尾根展望台(13:46)・・・ホタル橋(13:55)・・・古里駅(14:19)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
クライミングの世界には「連続登攀」という概念があり、それはヒマラヤやヨーロッパアルプスのようなビッグウォールのない本邦で長いルートを擬似的に作るため編み出されそうなんだけど、これ普通に近場のハイキングでも応用できるのでは?と思い、奥多摩三大急登のうちのふたつ、六ッ石山の水根尾根と本仁田山の大休場尾根をハシゴしてきました。
標高差2000超えの急登。暑熱順化の一環とトレーニングも兼ねてとはいえ、疲れた。定数以上に厳しかった。
最後に鳩の巣から古里まで大多摩ウォーキングコースを3kmほどクールダウンのために歩いたのだけど、メインがキツかっただけに大変癒されました。あと本仁田山の山頂で他のパーティーとわらしべ長者みたいな物々交換をして楽しかったです。
【わかったこと、気づいたこと】
・標高差1000クラスの急登は今の自分の脚なら概ね1時間半で片がつくとわかった
・とはいえペースは上がらないので無理にあげると倍返しがくる
・すなわち脚の痙攣。エンドレス登りなのでずっと足首が上を向いており、その関係もあってか足首周りと脹ら脛、脛周りがヤバかった。あるいは軽度熱中症の影響。
・痙攣の遠因である電解質異常については塩タブ携行だけでなく普段からミネラル摂取など食生活に気をつけようと思った
・休憩含めた行動ペースでCT比0.65がこのレベルのルート設定では今の限界
・なのでもう少し計画に余裕があったほうがよかったと思い直した
・暑かったのと急登で汗が多かったのとで、行動6時間40分で水分消費2ℓ
・水根尾根で現在位置の同定にシクったので地図読みについてはかなり反省
・氷川の町に戻って再度山に戻るのに勇気を要したので、できるとわかったのは収穫
●追記(備忘)
大休場尾根でごく軽い嘔吐感と食欲の減衰、加えて熱痙攣の症状があってこれはもう普通に軽度の熱中症だったと思われる。
その時点で体に入れていたのは、行動前のサンドイッチを除けばプロテイン系チョコバー2本、塩タブレット数個、トレイルミックスひと握り。
行動食については今まで糖分とタンパク質に重きを置いていたけれど、夏場は意識して塩分を取れるようにしないとまずいな、と再確認。塩タブだけだと心もとない。トレイルミックスに入っていたおかきが超絶旨かった時点で気付くべきだった。
(定数49)