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2024表銀座縦走

燕岳・大天井岳・槍ヶ岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (izabel さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ 2日目:暴風&小雨時々くもり→暴雨(ほんの少し)3日目:霧→雨→晴れ

利用した登山口

中房・燕岳登山口  

登山口へのアクセス

バス
その他: 毎日アルペン号にて、中房温泉5:35分着、出発は6:20頃。ご飯を食べ、歯を磨き、トイレに言ってたら遅くなった。

この登山記録の行程

【1日目】
中房・燕岳登山口(06:23)・・・第2ベンチ(07:32)[休憩 10分]・・・合戦小屋(09:32)[休憩 33分]・・・燕山荘(11:09)[休憩 65分]・・・大下りの頭(13:12)[休憩 5分]・・・切通岩(14:55)[休憩 5分]・・・大天荘(15:31)[休憩 19分]・・・大天井岳(16:00)[休憩 9分]・・・大天荘(16:16)[休憩 5分]・・・大天井ヒュッテ(17:04)

【2日目】
大天井ヒュッテ(07:15)・・・ヒュッテ西岳(09:17)[休憩 35分]・・・水俣乗越(10:55)[休憩 14分]・・・ヒュッテ大槍(12:51)

【3日目】
ヒュッテ大槍(05:00)・・・グリーンバンド(05:36)[休憩 3分]・・・天狗原分岐(06:04)[休憩 3分]・・・水俣乗越分岐(06:46)[休憩 5分]・・・ババ平(07:10)・・・槍沢ロッヂ(07:37)[休憩 5分]・・・一ノ俣(08:14)・・・横尾(09:07)[休憩 19分]・・・徳沢(10:18)[休憩 25分]・・・明神(11:31)[休憩 25分]・・・河童橋(12:49)

コース

総距離
約36.1km
累積標高差
上り約3,625m
下り約3,566m
コースタイム
標準20時間40
自己19時間21
倍率0.94

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

1日目は、14時過ぎから雷かもしれない、と思い、できるだけ急いでいたが、一緒に登った女子の足の不調が大天井岳の麓で起きる。ここまでは、休憩が多かったが、それでもなんとか16時には着く感じだった。そのあたりから、だんだんペースが開き、15分くらい差がついた。途中、高校生の団体に阻まれたりして、なかなか思うように登れないこともかさなり、大天井岳についたころに16時。ところが、電話が全くつながらなく、宿に電話ができない。彼女がソフバンで、なんとか繋がり、17時までには着くかもと連絡。大天荘からヒュッテ大槍に着くまでが、私的には割とスリルがあって好きだったが、彼女は怖かったらしい。待っていたりして、17:04分着。受付のお姉さんには、少し怒られる。が、大天井岳の麓で引き返すわけにも行かず、と説明した。
大天井ヒュッテのご飯は素晴らしく(*^^*)大満足だった!肉厚のアジフライ、最高!!ナスの揚げ浸し最高!ご飯もめちゃくちゃ美味しかった!そして、宿は空いていて、私も彼女も個室状態だった。
2日目。朝早く出ようと思ったが、雷と大雨。予報では、こんなに悪くなかったのに、沖縄の台風の影響なのか?東北の梅雨前線がかなり下まで下がってしまって、予報が崩れる。3日前までは、23日~25日は、全部晴天だったのに!!
そうはいっても仕方がない。
とにかく大天井からは、戻ってもずぶ濡れ、進んでもずぶ濡れになる。これは進むしかないと覚悟を決める。
雷雨に大雨の中、4時ちょっと過ぎに出ていった女性は、燕方面に向かっていった・・・大丈夫だったんだろうか?
で、大雨を見ながら、これは困った・・・と思いつつ、7時位になると落ち着く、とのことで、チェックアウト時まで寝て過ごす。
その後、台湾から来た20代の女子も全く同じルート、同じ小屋で一人だったため、一緒に行動する。台湾の山はみな3000m級で、かなりの軽装だけど、そこをいつも登っているとのことで、息一つ切れず、ついて来た。途中、傘をさしながら登っていた・・・・
西岳までの間、尾根ではとにかくすごい突風で、15m/sくらいで横から吹き付けてくる。尾根の右側だと突風、左側に入ると無風、というアメとムチのような天候の中、進んだ。いやー、富士山の富士宮ルートの突風クラスで、時々歩行が止まった。(笑)
手はかじかむし、小雨は痛いし、苦行だった・・・(笑)
西岳についた時点で、連れの彼女が、このまま西岳で泊まって、次の日に下山を考えていたが、どうもその気になれず、そのまま続行し、水俣乗越まで来ることに。
そして、水俣乗越でこのあと2時間、ということで、私と台湾女子はそのままヒュッテへ、彼女はその後、ゆっくりと来るということになった。
西岳から水俣乗越までは、下って、下って、下って・・・登って、下って、下って・・・という感じ。割と怖いところもあったが、気を付けて降りれば、さほどハードルは高くない。
ちなみに、西岳では、ランチはテーブル席は外しかなく、玄関口で立って食べる以外、対応はしないとのこと。お腹が空いていたので、念願のカップラーメンシーフードをいただく。が、小屋の軒下で・・・まあ小雨だったから仕方がないが、せめてランチ営業で中を使わせてほしいな、と思った。(宿の中は誰もおらず、スタッフが3人、ただそこにいるだけ、という感じだった・・・)
水俣乗越後は、去年と同じだったが、晴れと小雨では全然違う。
体力的には、前回のほうが、水不足だったこともあり、きついと感じたが、今回は、とにかく早く小屋に着きたい、という気持ちがあったので&20代の若者がイラッとしたら嫌だろうな、と思い、自然に少し力の入ったペースになった。
最後の200mがすっっごいきつかった。あんなに息が切れながら歩いたのは人生初。
ちなみに、ヒュッテ大槍についた時に、お姉さんが大天井ヒュッテに連絡してくれていたのだが「かなり早く着きましたよ」とおっしゃっていた。
巻き戻るが、例の長いはしごを下るのは2回目だが、やはり雨が降っていたために今回の方が圧倒的に大変だと感じだ。
トレッキングポールは、背中に突っ込めばよかった・・・と思った(あとからその収納方法があったことを発見した)
そして、東鎌尾根はやっぱり岩登り好きには楽しいルートで、グリーンバンド経由は下りで2回経験したが、つまらない。
7月後半だと、花の咲き具合もまだまだで、もうちょっと立つといいのかな、と思った。まあ、でも楽だけどね。
ヒュッテ大槍は、サービスもご飯もものすごく良し!!
ご飯は洋風で、パスタが美味しかった~!鶏肉のソテーも皮がパリパリだし、じゃがいもとチーズのガレットや、クリームチーズクラッカーのせ、そして、みんなには白ワインがでていた。私は下戸なので、オイシイぶどうジュースだった。
ストーブもつけてくださっていたし、乾燥室もかなりあったかく、ばんばん乾いた。
燕山荘グループはやっぱりいいな。また来た時もここに泊まろうと思った。

3日目。晴れていたら槍に登ろうと思っていた。3時起床。時間の関係で、6時にはヒュッテ大槍を出たかったので、往復2時間で、4時が最後のアタックチャンス。
で。結局ぜんぜんガスガスで、当たりは真っ白。雨は降っていなかったけど、結局ベチャベチャになり、何も見えず、みたいになるので、諦めた。4時50分くらいになり、ようやくヘッドランプなしでも歩けるくらいの明るさになったので、5:00に下山開始。
温泉に入りたい!という気持ちがあり、かなりハイペースで、降りる。
槍沢ロッジの水はやっぱりオイシイ!とか思いながら、去年の記憶を巻き戻しながら進む。
7時過ぎると、雨がかなり本格的に降ってきて(予報通り)岩がゴロゴロする道を進む。
8時30分くらいになると、だいぶ雨が上がってきた。ところが、道がぬかるんで、靴がべちょべちょに。
そのまま9時過ぎに横尾に着く。
横尾に着くと、晴れて、素晴らしい天気に!さっきまでのは何だったんだ?という感じ。
予定通り、徳沢園でコーヒーソフトを頂き、ご満悦になったあと、去年、明神さまへの失礼のお詫びをするために、明神にお参り。
今年はバッチリ、玉串料を払って、お願いをかいた。ありがとう明神様!
そして小梨平方面は、土砂崩れの影響があって、通れないため、熊事件のあった木道ルートを通る。
というか、そこしかルートないし。
で、観光客がひっきりなしにいて、列をなしている感じ。後ろからどんどん追い抜いていって、13時少し前にかっぱ橋に着くことができた。雨に濡れた足と靴下とが擦れて、水ぶくれができていた。痛いわけだ。
アップルパイの店で、アップルパイを食べ、少し小腹を満たしたあと、上高地温泉ホテルの日帰り温泉に入る。
すると、雷と豪雨が!!30分もすれば落ち着くだろう、と思って用意をして・・案の定、雷も豪雨もなくなったが、小雨は振り続けていた。せっかくきれいな体になったが、やっと乾いたレインウェアをまたきて、バスターミナルへ。(20分程度)
毎日アルペン号のバスだったが、アルピコの人が言うところで待っていたら、ぜんぜん違う場所で、毎日アルペンのバスに直接いって、乗り込んだ。あとからスマホをみたら、着信履歴が残ってた・・・

最後までバタバタだったけど、そして天気には恵まれているようで恵まれてなかったのか???
よくわからないけど、帰ってみると、深夜バスでいって10時間以上行動しても問題なかった初日。2日間、雨と風で決して良い状態ではなかったけど、霧のかかった山々や幻想的な風景は、それはそれで美しかった!
ということで、元気いっぱいで帰った。大キレットへの自信がまた大きく膨らんだ。
やっぱり2ヶ月前から始めたスロージョギングの効果は絶大だと改めて感じた。

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最適日数
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コースタイプ
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歩行時間
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難易度
★★★
コース定数
89
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