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みんなで木曽御嶽山を味わう

木曽御嶽山( 中央アルプス)

パーティ: 8人 (Noob Scouter さん 、ほか7名)

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行程・コース

天候

利用した登山口

飯森高原  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

【1日目】
飯森高原(09:45)・・・七合目(09:55)・・・八合目女人堂(11:15)[休憩 70分]・・・九合目覚明堂(14:23)・・・二ノ池本館(14:40)[休憩 15分]・・・黒沢十字路・・・剣ヶ峰(15:20)[休憩 20分]・・・王滝頂上山荘(15:53)[休憩 10分]・・・黒沢十字路(16:10)・・・二ノ池本館(16:35)

【2日目】
二ノ池本館(06:10)・・・三ノ池乗越(06:38)[休憩 20分]・・・魔利支天乗越(07:16)[休憩 20分]・・・摩利支天山(07:50)[休憩 10分]・・・魔利支天乗越(08:25)・・・三ノ池乗越・・・二ノ池本館(08:50)[休憩 25分]・・・九合目覚明堂(09:30)・・・八合目女人堂(10:20)[休憩 20分]・・・七合目(11:13)・・・飯森高原(11:20)

コース

総距離
約13.1km
累積標高差
上り約1,434m
下り約1,434m
コースタイム
標準9時間17
自己8時間30
倍率0.92

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

当日の山行ビデオです
https://www.youtube.com/watch?v=y9S6zIxNc3A&list=PL--QO23xU0GX-oHt0mk9O1AdBaYLh45u4&index=2
https://www.youtube.com/watch?v=S3GflhVU4FM&list=PL--QO23xU0GX-oHt0mk9O1AdBaYLh45u4&index=1

この2日間は、奥多摩Loversな仲間たちとともに、長野県は木曽町の、木曽御嶽山を味わいに行ってきました!自身初めての木曽御嶽山、当日までの何日も前からワクワクしてこの日を迎えました。
メンバーは当日朝各組に分かれ、それぞれ車に乗り合いをし一路ロープウェイまで移動。そして上の飯森高原駅に到着したら登山開始。剣ヶ峰とその先の王滝まで歩き通したら1泊。次の日は天気予報と相談しつつ決めました。

まずは初日早朝。運転してくれるメンバーと私ともう一人の計3人で集合場所の駅に集合です。荷物を積んでいざ出発〜。
圏央道~中央道と接続し、最終的に伊那からは下道。今回運転をしてくれたメンバーは御嶽山にとても詳しく、車中では興味深い話をたくさん聞かせてもらえました。
木曽福島駅近くまで来たところで、オススメのパン屋さんを教えてもらったので立ち寄り☆今日の行動食で一つ購入。
そして9時ごろに御嶽山ロープウェイに到着ー。5:30に青梅を出てスムーズに進みましたが、3組に分かれて向かった中で私たちがテールエンドw

いざロープウェイにのり、遠く北アルプスまでの眺めを楽しんだら、いざスタート☆
頂上までの標高差は900mほど。でも高所故か、若干キツさが割り増しされている感覚でした。行場山荘を過ぎて次の女人堂までくると、いよいよ森林限界となって、背の低い植生に。身体の方も順応し始める感覚がありました。そして修験の方が多い!
ここで小休止~ って、パンの袋が気圧差で風船のように( ´艸`)
修験の山というだけあって、また石像や石碑などもたくさんありました。そしてそこには不意打ちのハム太郎の石像までもw

食べたり飲んだりで休憩ののちは、次の石室山荘目指していざ出発。登る登る、ひたすら登る~上の方は基本的にはガスがかかっていました。石室山荘が近づくにつれて、本格的に岩の世界に!そして振り返れば絶景。これぞ3,000m級の山の醍醐味☆
時間は全くタイトではないので、メンバーもそろって小休止取りながら、御嶽山の世界を味わいます^^
詳しいメンバー曰く、このあたりからライチョウの生息するエリアとのこと。ただ人の往来も多く、残念ながら姿を見ることはできませんでした。

そして霧の中、無事に石室山荘まで到達~。お汁粉が美味しいと評判で、メンバーから早速ラーメンだお汁粉だと注文が飛びます。
丁度お昼過ぎだったので、私も外で持ってきたラーメンを食べます。これも教えてもらったことですが、登山道が小屋内を突っ切っていて、かつ県道だというから面白いですw
ちなみに石室山荘さんの直下は結構な急坂でした。

休憩というより、じっくり時間をかけて味わっている初日です☆石室山荘を出発するとすぐ先には覚明堂。かつて覚明という行者によって御嶽山がより広く開かれたものになった、という功績があるようです。その覚明が埋葬された場所のようです。
(記憶違いだったらスミマセン(^^;))
↑の解説も、今回引率してくれた奥多摩Loverにして御嶽山Loverなメンバーにしてもらえました。爽やかかつ笑顔の絶えないCool guy☆

そしてここでちょっと相談。当初の予定では宿に荷物をデポして空身でGO。ただ雲の流れ的に、剣ヶ峰で晴れ間を狙うなら先に行くべきかどうか...検討した結果、今年のGWですっかり空身の味を占めてしまった我々、先に宿へ行かせていただくことにwなのでその先の分岐は右へ進路を取りました。
トラバース気味に丘の上に乗り上げ乗ると、そこにはSFのような異世界が!!!え?"スターウォーズ"?それとも"DUNE砂の惑星"?!
思わずスゲーー!と声が出ましたwww

メンバーからも口々に声が上がる中、今回お世話になる小屋に到着です^^...は?こんな素敵な小屋に泊まらせてもらえるとかホントですか。さっそく荷物をデポさせてもらい、空身になったらいざ剣ヶ峰へ!奥多摩登山部空身隊、出発です(笑)
すぐ先に剣ヶ峰が見えてます☆

尾根伝いに上がっていきます。さすが修験の山、という趣です。そして間もなく、頂上到着です!標高3,067mでーす。
\(^o^)/
ここで一旦みんなで相談ー。この先の王滝というところまで足を伸ばすか、それとも小屋に引き返すか...夕飯が17:30で、可能そうだったので王滝へ行くことに決定~♪そしてこの迫力よ!
小屋を発ってから、終始硫黄の匂いが立ち込めていました。南側斜面の噴気孔の迫力、地図記号からも読み取れますね。

そこで面白い光景が見られました。向かって左側から迫ってきた雲が稜線にさえぎられて反対側へ行けずに押しとどめられているのが面白かったです^^
しばし休憩ののち、小屋へ戻ります。帰りは八丁だるみからの巻き道を使います。結構頭上がガレていたので、落石に気を付けます。向こうの稜線には歩く人の姿も見えます。

無事小屋に帰還です♪ しかし雲の上に出ずっぱりなので、紫外線で日焼けが大変です(^^;)
夕飯まで少し時間があったので、小屋裏手から東方向の眺めを堪能...うひゃーーーー絶景!!!!
(≧▽≦)

そしてそして、待望の晩御飯♪これが楽しみです。...って、なんで私だけどんぶりで用意されているんですかねw...ハイ、ありがたく2杯頂きましたww
そしてそして...夕飯が終わると早速「待ってました」とばかりに嬉々として卓上に現れるお酒たち(笑)飲む人にはこれからが本番ですねw

酒宴も落ち着き、再び外へ。すっかり暗くなった中を見上げるとすっごい星空が!!!自分のスマホでは全く撮れませんでしたが、うっすらと天の川が見られ、アプリの助けを借りながら織姫と彦星(アルタイルとベガ)も見られました!こんなに目いっぱいの星空を生で見たのは初めてかもです。
私は見逃してしまいましたが、北西にペルセウス座流星群が見られたようです。
そして気になるのが翌日の天気。予報では雨と出ていましたが...是非ご来光を見たいものです。19:30の消灯までに寝る準備と翌朝の荷物の整理を終えて、しばし歓談ののち、就寝しました。
ここまでが初日です~

そして一夜明けて2日目。4時ちょっとすぎ。天気が心配でしたが、小屋の裏手に回ってみると、無事に日の出が拝めそうな雰囲気!てかオレンジのラインが美しいです。
5時になると、いよいよ太陽が!美しい!御嶽山最高!冷たい風が吹きつけてきますが、感動がすべてを帳消しにしてくれます。そして後ろを振り返れば、モルゲンロート☆
日の出の前、小屋の食堂ではスタッフさん方が宿泊者の朝食準備のために動いてくれていました。本当にありがとうございます(^人^)
その食事が5時30分から。朝食もとても美味しかったです☆そしてまたどんぶりw
朝晩共に、味噌汁がとても美味しかったです☆

出発にあたり、お布団たたみます。ていうか、こんな気持ちのいいお布団で寝てバチがあたらないか心配してしまうレベルw
そして今日の行程。本来なら三ノ池のルートを予定していましたがまだ開通せず。なのでまずは空身で北へと向かい、アルマヤ天⇒摩利支天山と歩き小屋へ帰還、のち荷物を回収して登りと同じ道でロープウェイまで下山します。すっかり空身がクセになってしまった奥多摩登山部w
小屋を出発するとすぐにハイマツ帯。ここにライチョウがいるとのことで、是非とも初ライチョウを見たくて目を皿のようにして観察です

そしたら...いました!ここにきて人生初の野生のライチョウ発見です!嬉しすぎる!(´;ω;`)
親子で計3羽いました!

メンバーがコマクサが咲いているのを教えてくれました♪
そして稜線に上がったら、東の方へアルマヤ天にアプローチ。上に立つと三ノ池と雲海が眼下に!西へ延びる稜線もイケてます...
メンバーいわく、この三ノ池は行者さん方に神の水?として配られるようです。さてタワ部までもどったら改めて摩利支天へ向けて歩きます。岩の稜線カッコイイ...

その摩利支天のずっと手前にある展望台からの眺め。控えめに言って凄すぎでしょ!
Σ(゚Д゚)
ひと休憩ののち、本丸を目指します。細いトラバースを落ち着いて進んでいくと、先行するメンバーがライチョウを発見!私はよくは撮れませんでしたが、確かにいました!

摩利支天に到着♪絶景絶景♪
のんびり堪能したあとはきた道を戻り、再び山小屋へ。荷物を回収し、小屋番さんへご挨拶。昨日今日と本当によくしていただきました。
ありがとうございました!!!

さて急な道だけに、下りはサクサクいきます。あっという間に石室山荘です。この直下には濃い霧が覆っています。やはり下界は雨...?
頂上でも雲は沸き立っていましたが、雨を降らすような動きではありませんでした。
今回引率してくれたメンバーいわく、女人堂から先に降りていくともう終わっちゃうのか、という気持ちになるそうです。たしかに森林限界も終わり、あとはロープウェイで下るだけ、、、楽しい時間の終わりを実感します。

そして、昨日見慣れた景色の中を戻っていくと、11:20、ロープウェイまで到着しました!無事ふもとまで帰還したら、そこで今回の山行は完結。各クルマの組ごとに解散となりました^^

今回はいつも楽しく遊んでくれているメンバーたちと、最高の景色の中で最高の時間を過ごすことが出来ました。また木曽御嶽山を訪れるきっかけをくれたメンバーのHさんにはほんとに感謝しています♪

行楽日和の中の中央道は例のごとく小仏トンネルでの渋滞が分かり切っていたので、峠を越えて駅まで戻り、そこでコチラも解散となりました。何が楽しかったって、思い返すことのすべてが楽しかったとしか言えないくらいに、充実した夏の思い出です☆
今回はこんな感じです!

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フォトギャラリー:76枚

登山前、メンバーに教えてもらったパン屋さんに立ち寄り!

ロープウェイからは北アルプスも見えました。

いざ出発!

GO

ハム〇郎「キツイのだ!!!」

女人堂さんの室内です

しばし休憩。

さすがの気圧差w

さて行動再開!

頂上は雲ですね

目指せ石室山荘!

振り返れば絶景

さすがの3,000m級...

圧巻...

振り返れば雲(尚下方)

石室山荘山到着です☆

初日の昼食にラーメン♪

覚明堂

丘の上に立てば小屋はもうすぐ...

スゲーーー!スターウォーズやDUNEの世界!!!

素敵な小屋!1日お世話になります♪

荷物を置かせていただきました

(^^)

いざ、荷物をデポしたら剣ヶ峰へ。

修験の山らしい光景

すぐそこが剣ヶ峰ー

頂上です☆あの事故のあとのシェルターですね

長い階段(白目)

山頂標で撮影会w

いざ、王滝へ

遠目に見る御嶽山の迫力よ...ずっと硫黄の匂いが立ち込めていました。

八丁たるみ

王滝到着です。

休憩。

不思議と、雲の移動が押しとどめられていました

トラバースで小屋まで帰ります

歩く人の影が見えます^^

普段の登山では味わえない光景

ずっと雲の上に答えるという贅沢

戻ってきました~

小屋裏手の景色すごい!!

適度に休みながら登っていきます。

人気の山だけに、登山者も修験者さんも多いです。

荷物はデポです^^

山頂標~

光線!!

夕飯!!!美味しいです(´;ω;`)

もうすぐ日の出です!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!―

この時の!ために!生きているっ!!!!!

背後のモルゲンロートも美しいです(´;ω;`)

朝食も美味しい♪

オフトゥンも最高に気持ち良かったです!

2日目いざスタート!

日本じゃないみたいです...

景色ヤバイ(言語力)

人生初のライチョウさん!!!!!!

親子3羽♪

三ノ池もよく見えます

アルマヤ天!

コマクサ☆

カッコいい稜線...

ずっと雲の上~^^

いざ摩利支天へ!

摩利支天展望台。

控えめに言って最高です

メンバーのカッコイイ背中(^^)

いざ摩利支天へ

摩利支天の本丸から。

山頂

8合目から下は曇りですね

女人堂まで戻ってきました

もうすぐロープウェイ到着です

楽しい時間が終わってしまった(´;ω;`)ウゥゥ

帰りも悠々♪

再び車の乗りあわせで帰路に☆

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
ロールペーパー 携帯トイレ 非常食 行動食 GPS機器

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登った山

御嶽山

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3,067m

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