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霧の滝子山 笹子駅から初狩駅へ

滝子山( 関東)

パーティ: 1人 (ムラチャン さん )

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行程・コース

天候

曇り一時晴れ間、山中霧

登山口へのアクセス

電車
その他: 中央線笹子駅下車。帰路は初狩駅から

この登山記録の行程

笹子駅(06:45) ・・・吉久保入口バス停国道分岐(07:00)・・・桜公園(07:10)・・・南稜入口(07:15)・・・道証地蔵(07:45)[休憩 5分] ・・・沢コース分岐(08:45)・・・曲沢峠分岐(09:00)[休憩 10分]・・・大谷ヶ丸分岐(10:00) ・・・鎮西ヶ池(10:10[休憩 5分])・・・滝子山(10:25)[休憩 30分]・・・滝子山三角点(11:00)・・・男坂・女坂分岐(11:15) ・・・フタマタ沢ノ頭(12:00)・・・林道終点(13:00)[休憩 5分]・・・初狩駅(13:40)

コース

総距離
約15.3km
累積標高差
上り約1,318m
下り約1,458m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 晴れていれば富士山をはじめ雄大な展望が楽しめる滝子山であるが、この日は一面ガスの中、真っ白で何も見えなかった、覚悟の山行だったがやっぱり残念。それでも霧に煙る稜線の紅葉はまた違った美しさ。これを楽しめたことで良しとしよう。
 笹子駅から国道20号を大月方面に戻り吉久保入口バス停を右折する。しばらくは住宅街を通るが要所に道標があるので迷うことはない。中央道を渡りしばらく行くと桜公園、入口の動物除けの柵を越えて舗装道路を進む。寂しょう尾根コースを分けてさらに進み、未舗装の林道に入ると道証地蔵でここから沢筋の登山道となる。このところの雨で水量を増した沢を丸木橋などで超えながら上流を目指す。途中登山道が崩れた個所があるが補修されていて安心である。
 沢筋を直登する沢コースは分岐に「難路」との注意がある。水量が多いこともあり今回は迂回路を通ることにした。広葉樹林帯の登りは濡れた落ち葉が滑りやすい。周りにはガスが立ち込め幻想的な雰囲気であった。
 登りついたところが曲沢峠方面への分岐。しばらく斜面を進むと沢コースとの道が合わさり、沢沿いの道となる。この登山道は稜線付近まですっと沢音を聞きながらの道が特徴である。やがて沢筋と分かれると広い防火帯が切り開かれた尾根道に出る。霧がかかった道の両側のカエデやブナは早くも赤や黄色に色づいていた。
 大谷ヶ丸分岐を過ぎると鎮西ヶ池がある。池というが小さな水たまりに過ぎない。ここには源為朝にかかわる伝説が残っているそうである、隣には為朝の妃、白縫姫を祀る小さな祠が建っていた。
 登りついた山頂には数人の登山者が休んでいて、その後も次々に登ってきた。雲間に青空がのぞいたり白い太陽が見えたりした時もあったが周囲はガスで真っ白で展望は全くなかった。大月市選定秀麗富岳12景4番の案内板がある山頂からは雄大な富士はもとより、北側には大菩薩方面に続く山々が見えるはず。条件の良いときに再訪したいものである。
 帰路は初狩駅に向かった。滝子山の三角点峰を過ぎると急降下が始まる。赤土の登山道の上にぬれた落ち葉がかぶさり滑りやすい。急斜面にはロープが張られているが転ばないように慎重に下る。フタマタ沢ノ頭で道標にしたがって左に折れ、最後の水場を過ぎると沢沿いの道になり、未舗装の林道から舗装道路に出て国道を左折すれば初狩駅はすぐである。

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フォトギャラリー:25枚

笹子駅

国道分岐、左折

稲刈りが始まっていた

桜公園入り口の動物除け柵。ここを越えて行く

道証地蔵。登山ポストあり

沢を渡る。水量豊富

三丈の滝

沢コース分岐。沢コースは難路との表示あり

曲沢峠分岐

霧がかかり幻想的

広い防火帯の尾根道

色づいた木々

大谷ヶ丸分岐

鎮西ヶ池と白縫神社

頂上まであと一息

頂上

秀麗富岳12景の案内

滝子山三角点

男坂女坂分岐

桧平

フタマタ沢ノ頭。左折

下りの沢筋の道

林道出会い

初狩駅

初狩駅ホームからの滝子山。頂上は雲の中

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装備・携行品

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登った山

滝子山

滝子山

1,615m

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滝子山 山梨県

大菩薩連嶺南端の秀峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
6時間55分
難易度
★★
コース定数
30
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