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上高地から岳沢を経て前穂・奥穂高岳へ

前穂高岳、奥穂高岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (太っちょパパ さん )

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行程・コース

天候

1日目:晴れ午後一時雨
2日目:晴れ14時頃一時雨
3日目:晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: さわんど足湯公園駐車場(700円/日)
シャトルバス(往復2800円)
岳沢小屋(1泊2食14000円)
穂高岳山荘(1泊2食14500円)
下山後の日帰り温泉「さわんど温泉しもまき」(600円)

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(08:51)・・・河童橋(08:55)・・・風穴(09:48)・・・岳沢小屋(11:21)
【2日目】
岳沢小屋(05:04)・・・岳沢パノラマ(06:36)[休憩 4分]・・・紀美子平(07:27)[休憩 7分]・・・前穂高岳(08:02)[休憩 23分]・・・紀美子平(08:47)[休憩 21分]・・・最低コル(09:31)・・・奥穂高岳(10:47)[休憩 10分]・・・穂高岳山荘(11:38)
【3日目】
穂高岳山荘(05:58)・・・ザイテングラート取付(06:52)・・・涸沢(07:56)[休憩 23分]・・・本谷橋(09:51)・・・横尾(10:50)[休憩 45分]・・・徳沢(12:34)[休憩 14分]・・・明神(13:32)・・・河童橋(14:36)・・・上高地バスターミナル(14:40)

コース

総距離
約26.3km
累積標高差
上り約2,234m
下り約2,232m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今年の夏山メインイベントです(笑)
岳沢から重太郎新道で前穂に上がって吊尾根で奥穂まで。
実はちょうど10年前2014年9月に逆回りで計画したのですが、
その時はザイテングラートで膝を痛めてしまい奥穂で撤退しました。
重太郎新道は下りの事故が多いということもあり、今回はキツイの覚悟で上りに使い再挑戦です。
初日の上高地から岳沢小屋までもなかなかの登りで、暑さもあって汗だくになりました。
天気予報では午後から雨予報でしたが、なんとか降られる前に小屋に到着できました。
夏山の夕立は定番ですから、午前中が勝負ですよね。
2日目はいよいよ重太郎新道を登ります。
早立ちの方に合わせて4時からお弁当が配られ、フリーズドライではありますが温かい味噌汁もいただけて助かりました。
時間が早いのもありますが、昨日ほどの暑さは感じずに歩けて助かりました。
岩場の急登を頑張れば、どんどん標高が上がり、森林限界を過ぎると風が冷たく、紀美子平からは薄いパーカーを羽織るほどでした。
前穂高岳までの登りはキツイ岩場の連続でしたが、マークが良く整備されていて助かりました。
そして山頂では360度の大パノラマが広がり、北アルプスの山々を眺めることができました。
紀美子平で軽く菓子パンをかじってエネルギー補給したら吊尾根で奥穂へ向かいます。
吊尾根も岩場の連続ですが、わりとトラバース気味の山道が多くて体力的には助かりました。
奥穂高岳ではガスが出てしまい眺望はいまひとつでしたが、ガスの切れ間にジャンダルムを望むことが出来ました。
まぁジャンは行くこと無いでしょうけど。
穂高岳山荘で昼食をとっているとやはり午後には雨がぱらつき一面ガスに包まれました。
昨年小屋裏(西側)に「夕焼け劇場」というテラスが完成したとの事で見に行きましたが、このガスでは今日の夕焼けは無理かと思いながら眺めていると、日の入り時刻頃から急に晴れだして、素晴らしい夕焼けを見ることが出来ました。
3日目の朝は雲海が広がり、雲海からの日の出でした。
朝日に焼ける奥穂高岳のモルゲンロートを横から眺めることができました。
下山はザイテングラートで涸沢へ下りました。
ザイテンはガレた岩場が多く非常に歩きづらいので苦手です。
ザイテングラートを過ぎた後は涸沢パノラマコースで涸沢ヒュッテへ向かいました。
このコースのお花畑は昨年も来たのですが、花も見晴らしも素晴らしく、涸沢岳、奥穂高岳をバックにハクサンイチゲやチングルマを愛でて癒されました。
今回は、前穂高岳での大展望と岩稜歩きを満喫したコースでした。

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フォトギャラリー:90枚

河童橋と吊尾根

岳沢湿原

午後から雨予報出ているので観光せずにスタートします

今日は暑いので(汗)
少し近づくだけで涼しい風が出ているのが分かりました

岳沢までも岩場の急坂が多めです(汗)

ガマズミが赤い実をつけていました

ハクサンフウロに励まされます

ダケカンバが多いから岳沢?

小屋が見えた!

汗だくで到着!

上高地を眺めながら昼食

手書きのステキな岳沢小屋MAP

今回のコースです

インスタ映えってやつですね

夕飯はカレーとバイキング

朝食は4時からお弁当と味噌汁

前穂高へ

急坂で有名な重太郎新道を登ります

お花畑から見下ろす岳沢小屋と遠景に朝日に染まる焼岳と乗鞍岳

激しい岩場です

有名な長い梯子

特に下りで事故が多いそう

カモシカの立場でセルフしてみた(笑)

西穂高方面

岩場に咲くトウヤクリンドウ

鎖場も出てきました

マークが豊富で助かります

だいぶ高度が上がりました

岩場が続きます

美しいイワギキョウに癒される

雷鳥広場で朝日が出てきて眩しい

ジャンダルムと奥穂

見下ろすと高度感ありますね

長い鎖場を上がります

紀美子平に到着

ザックをデポして前穂高山頂へ

下りが怖そうだと思いながら登る

前穂高岳山頂(3090.2m)

奥穂高岳から槍ヶ岳まで良く見えました♪

槍ヶ岳アップ

奥穂高岳

蝶ヶ岳

常念岳

剱岳と立山も見えました♪

一等三角点とのこと

前穂山頂は少し広くなっていました

紀美子平に戻り一休み

次は奥穂に向かいます

ダイモンジソウ

トラバース気味に吊尾根を渡っていきます

岳沢の真上辺りかな

尾根上まで上がると涸沢側が見えました

青空に向かって長い鎖を登ります

南稜ノ頭

奥穂に到着♪

奥穂高岳山頂(3190m)
なんと10年ぶり!

ガスが晴れてジャンダルムが見えました

すぐにガスってしまったので、一息ついたら穂高岳山荘へ下ります。

ガスガスだぁ

ここ下りが高度感あって今日一番怖かったりして(汗)

梯子を慎重に下ります

穂高岳山荘到着

お昼はしょうゆラーメンにしました♪

重太郎新道を拓いた重太郎さん夫妻

涸沢を見下ろして午後はのんびりしました

夕飯はポン酢をかけて和風ハンバーグ

小屋裏に昨年完成した「夕焼け劇場」で夕焼けを堪能♪

朝食は卵かけご飯にしました

雲海から登る朝日

奥穂のモルゲンロートを横から眺める

ザイテングラートで涸沢へ下山します

オトギリソウ

下山しながら涸沢岳方面を見上げる

涸沢ヒュッテとテント場

涸沢パノラマコースへ

お花畑はハクサンイチゲが満開でした

見晴岩

昨年7月にはお花畑でしたが、すでにチングルマは果穂になっていました

チングルマと奥穂

涸沢ヒュッテに到着

涸沢の沢沿いで猿軍団に遭遇

サンカヨウの実

本谷橋

山道沿いに沢山紫の花が咲いていました。ソバナかな

横尾大橋に到着
横尾山荘で昼食を食べてひと休み

徳澤園のテント場にも泊まってみたいなぁ

女郎花(オミナエシ)

明神から先は7月の集中豪雨で通行止め。右岸から帰ります

岳沢の分岐まで戻って、ひと回りしたなぁと。

お盆連休スタートの土曜なので、河童橋近辺は観光客でいっぱいでした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス
ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 携帯トイレ 非常食 行動食
テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ライター カップ カトラリー
ヘルメット

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登った山

奥穂高岳

奥穂高岳

3,190m

前穂高岳

前穂高岳

3,090m

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