野村良太さんの北海道分水嶺縦走を描いた『山と食欲と私〜エクストリーマーズ〜』公開中

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累計220万部を突破した大人気山マンガ『山と食欲と私』のスピンオフアンソロジー『山と食欲と私〜エクストリーマーズ〜』が新潮社のウェブマンガサイト「くらげバンチ」で公開されている。題材は、登山ガイド野村良太さんが成し遂げた単独積雪期北海道分水嶺縦走。「食」に着目して想像を絶する長期山行を作品化した「『幸せ』を背負って~積雪期単独北海道分水嶺縦断670km~」だ。作者の信濃川日出雄さんは、野村さんの日記などを徹底的に読み込み、単独行の食事情をリアルに描写している。

野村さんは2022年、宗谷岬から襟裳岬まで、雪に閉ざされた北海道の分水嶺に連なる山々を単独で縦走。40kgに達するザックを背負い、途中の山小屋にデポした食料を補給しながら、63日間に及ぶ登山を完遂した。一般的な成人男性の摂取カロリーの1.5倍となる1日あたり3500kcalもの食料を食べてもなお後半は空腹に苦しみ、縦走後には体重が10kgも減っていたという。マンガでは野村さんが直面するさまざまなアクシデントや葛藤とともに、厳しい登山で得た確かな手ごたえを描いている。

関連リンク

新潮社のウェブマンガサイト「くらげバンチ」
https://kuragebunch.com/

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