訃報 プロクライマー倉上慶大さんが富士山で急逝

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海外ではヨセミテ・エルキャピタン「The Nose」のロープソロ(2018年、世界初)、国内では瑞牆山の「千日の瑠璃」初登攀(5.14a R/X、2015年)など、高難度のクライミングを成功させ、国内外のクライマーたちに注目されてきたプロクライマー・倉上慶大(くらかみ・けいた)さんが、6月26日、富士山の登山中に急逝した。38歳だった。

(写真=『ROCK & SNOW』編集部)

26日午前11時5分ごろ、富士山八合目で倉上さんが意識を失ったと同行していた友人から110番通報があり、山梨県警富士吉田署山岳救助隊と富士五湖消防本部員が現場に向かい救助活動を行なったが、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

倉上さんは2021年に運動誘発型の冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症によって倒れ、一時心停止となったが、その後クライミングに復帰していた。

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