みんなで「平和」を考える国際交流登山者集会「国際山岳平和祭」、新潟・弥彦山周辺で7月25日より開催

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アジア山岳連盟(UAAA)では設立から30周年を記念して、新潟県長岡市と弥彦村にて7月25日(木)から27日(土)の3日間、国際山岳平和祭を開催する。

アジア山岳連盟は、日中韓をはじめ、インド、東南アジア各国など13カ国が加盟する山岳連盟。国際山岳平和祭では各国の会員や代表者が一同に会し、「平和への登山口、自然を大切に・・・、仲間を大切に・・・、生命を大切に・・・」をテーマに、安全登山と自然保護の推進、国際交流などを進める。

平和祭の概要はホームページを確認してほしいが、祝賀会ほか、たいまつ登山や坐禅会などが行なわれる。

また、この催しのためのクラウドファンディングも実施中。山を介した国際平和の輪を、次世代へと橋渡しするための映像を制作するためのもので、支援を呼びかけている。

UAAA30周年記念国際山岳平和祭

日時: 2024年7月25日(木)~27日(土)(2泊3日)
会場: 新潟県長岡市、弥彦村
日程
 7月25日(木) ホテルニューオータニ長岡集合、高頭祭、登山祭、たいまつ登山
 7月26日(金)  坐禅会、記念式典・記念祝賀会
 7月27日(土)  朝食後解散
参加費: 35,000円(宿泊2泊、移動費、記念式典・祝賀会)
問合せ国際山岳平和祭ホームページより


 

この記事に登場する山

新潟県 / 東頸城丘陵

弥彦山 標高 634m

 越後国の総鎮守弥彦神社の神体山として、新潟県民からあがめ、親しまれている。西面は佐渡島を浮かべる日本海に山脚を洗われ、東面は広大な蒲原平野のかなたに、越後山脈の山々を一望におさめるといった立地条件から、観光や電波事業の拠点として、この4半世紀の間に大きく変貌した。  神社からテレビ塔などが林立する山上へはロープウェイが稼動し、山頂近くを巡るスカイラインや、海岸線を縫うシーサイドラインは車であふれ、頂上の御神廟近くにはレストランやみやげ物店が建ち並ぶといった繁昌ぶりだが、歩いても2時間足らずで登れる。  頂稜の国見平には、日本山岳会の生みの親でもある高頭仁兵衛翁の寿像があり、毎年7月に催される弥彦神社灯籠祭りに協賛して、昔の雨乞いの行事を再現した、県下岳人の松明登山が行われている。

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