海の日にちなんで、「海」・「塩」の字がつく山に注目!

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海の日ということで、海に関連する名前の山をピックアップして8山ご紹介。

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塩見岳(しおみだけ)

長野県・静岡県/3052m

塩見岳遠望(写真=バイクマンさん)

塩見岳は南アルプスの中央に位置し、日本百名山の一座に選ばれている。山名の由来は、山頂から海が見えるからつけられた説、または山麓で塩が採れ、その奥にある山だから、など諸説ある。実際に山麓の鹿塩には塩泉が湧き、かつては製塩が行われていたという。山深いこの地になぜ塩泉が湧くのかについては、中央構造線が付近に走っていることもあり地質的な要因が関係しているともいわれている。

塩見岳は山頂部が東峰と西峰に分かれる双耳峰。以前は三角点のあった西峰の標高3047mが塩見岳の標高とされていたが、2020年、国土地理院の計測によって東峰の標高である3052mに標高改訂となった。塩見岳へは、鳥倉林道から三伏峠を経由する鳥倉ルートがよく歩かれているが、無理なく山小屋に宿泊するプランがよいだろう。

行程・コース

最適日数:2泊3日 16時間0分
総歩行距離:24,390m /上り標高: 2508m 下り標高: 2508m
行程:【1日目】
鳥倉林道ゲート(08:00)・・・鳥倉(豊口山)登山口(08:50)・・・豊口山間のコル(10:00)・・・塩川ルート合流点(11:20)・・・三伏峠(11:55)

【2日目】
三伏峠(07:00)・・・本谷山(08:20)・・・塩見小屋(10:30)・・・塩見岳(11:50)・・・塩見小屋(12:50)

【3日目】
塩見小屋(07:00)・・・本谷山(09:00)・・・三伏峠(10:10)・・・塩川ルート合流点(10:35)・・・豊口山間のコル(11:45)・・・鳥倉(豊口山)登山口(12:35)・・・鳥倉林道ゲート(13:15)
高低図
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