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雨の季節は花の季節。梅雨こそ登るべき山
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氷河期の生き残り。白馬岳や八ヶ岳で見られるウルップソウ
梅雨時期の後半、6月下旬あたりから8月上旬、日本では北アルプス・白馬岳周辺や八ヶ岳の横岳・硫黄岳、そして礼文島あたりのみで見られる花がウルップソウだ。
千島列島の得撫島(ウルップ島)で発見されたため名付けられたこの花は、氷河期に南下して高山でのみ生き残ったとされる希少種だ。
白馬周辺では、希少な花とは思えないほど多くの姿を見ることができる。先に紹介したツクモグサと同じ時期・場所で見られることもあるので、運がよければ、希少種の花を一挙に楽しめるかもしれない。
ウルップソウは希少な植物だが、白馬岳ではよく見かける(写真=つりおね さん)
行程・コース
最適日数:2泊3日 15時間25分
総歩行距離:21,895m /上り標高: 2072m 下り標高: 2661m
行程:【1日目】
自然園駅(08:00)・・・天狗原(09:10)・・・白馬大池山荘(11:00)・・・小蓮華山(12:50)・・・三国境(13:20)・・・白馬岳(14:20)・・・白馬山荘(14:30)
【2日目】
白馬山荘(07:00)・・・村営頂上宿舎(07:15)・・・杓子岳分岐(08:15)・・・鑓ヶ岳(09:35)・・・鑓温泉分岐(09:55)・・・白馬鑓温泉小屋(11:55)
【3日目】
白馬鑓温泉小屋(07:00)・・・小日向のコル(09:00)・・・猿倉(11:00)
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