湿原に咲く純白の妖精。ミズバショウをめでるハイキングコース

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山の雪解けが進む季節。清楚な姿で湿原に咲くミズバショウをめでるコースガイド。

構成=山と溪谷オンライン、イメージ写真=やぎやぎさんの登山記録より

目次

群馬県 玉原湿原(たんばらしつげん)。「小尾瀬」と呼ばれるブナ林に囲まれた湿原

上州武尊山(じょうしゅうほたかやま)の山麓に位置し、ブナ林に囲まれた玉原湿原は、「小尾瀬」とも称されるミズバショウの名所だ。ミズバショウの見頃は尾瀬より少し早く、例年4月中旬から5月中旬にかけて。ミズバショウが終わるころにはヒメザゼンソウが咲き始める。湿原周辺で短時間のハイキングでも花を楽しむことはできるが、せっかくなら鹿俣山(かのまたやま、1636m)に足を延ばそう。芽吹きのブナ林を歩くのも、ミズバショウ同様にこの時期限定の楽しみだ。

玉原湿原(写真=スーさんさん)
玉原湿原のミズバショウ(写真=スーさんさん)

行程・コース

最適日数:日帰り 4時間35分
総歩行距離:10,000m /上り標高: 608m 下り標高: 608m
行程:センターハウス(08:00)・・・自然環境センター(08:10)・・・分岐(08:25)・・・玉原越(08:35)・・・三角点(09:05)・・・水源コース分岐(09:10)・・・ブナ平分岐(09:25)・・・鹿俣山(10:45)・・・分岐(11:45)・・・キャンプ場(11:55)・・・センターハウス(12:35)
高低図
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